2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

空飛ぶ鳥への憬れ

人はなぜ鳥になれなかったのだろう

芭蕉は花から実へ

拙宅の芭蕉は花から実となりて 君臨せむと雌伏して待つ 雅人

みとよ人として死す

「我、石見の国人として死す 森 鴎外 林太郎」 「我みとよ人として死す 剣持 雅澄」

5月14日誕生日の花と花言葉歌句

5月14日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) お互いにシランと言わず忘れない 雅舟 【花】 シラン(アヤメ科) 【花言葉】 互いに忘れない 【短歌】山里の廃屋ありて庭隅に忘れられたる紫蘭は咲けり 鳥海昭子 荒れていた山里の…

Clematisクレマチス

風車(鉄線)という和名持つクレマチスはシーボルトによって齎されたという

リチャード・フラナガン著『奥のほそ道』

「死の鉄路」泰緬鉄道建設。その過酷な現場に居合わせたオーストラリア人捕虜たちと日本の司令官たちの極限状態での生活、破綻しそうな精神状態を冷徹な視線で描く。雨季のジャングルのどうしようもない湿気、泥の中でもがくように死んでいく人々。そして、…

芭蕉の田植え

奥の細道 遊行柳 清水ながるゝの柳は蘆野の里にありて田の畔にある。此所の郡守戸部某の此柳みせばやなど、折々にの給ひ聞え給ふを、いづくのほどにやと思ひしを、今日此柳のかげにこそ立より侍つれ。 田一枚植て立去る柳かな しのぶの里 あくれば、しのぶも…

幸せは些事を愛しむことに始まる

いきなりのしあわせなどは妄想と言うべし身近な些事を愛しむ 何気なく目にする草木草花のかすかなそよぎ見落とすべしや あんまりも遠く遥かな夢求め目の前のもののかそけさ見落とす いつもいつもなにげなく見る物の影ふと立ち止まり話しかけたい さかしらの…

5月13日誕生日の花と花言葉歌句

5月13日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)虹の使者ドイツアヤメにけふ出逢ふ 雅舟 【花】ドイツアヤメ(アヤメ科) 【花言葉】虹の使者 すばらしい出会い 【短歌】すばらしい今日の出会いの目印をドイツアヤメはとどめてくれ…

思い出の田植風景

芭蕉の早苗塚

20220418 芭蕉の句碑・早苗塚 観音寺市琴弾八幡宮鳥居横に芭蕉の【早苗塚】があります。「早苗とる手もとや昔しのぶ摺」⋯「奥の細道」福島での一句が刻まれています。

剣持屋敷の芭蕉句碑

旅人と我が名呼ばれむ初しぐれ 我が剣持屋敷の芭蕉句碑 父子で御影石に彫り込んだ手製のもの 堂飛人と我名よは礼無初しく連 芭蕉 「笈の小文」出立時に詠まれた発句 旅人と我が名呼ばれん初しぐれ ☆石寒太著『芭蕉の晩年力』から 芭蕉が本当に芭蕉らしい句を…

今朝の三句

花と実とめぐり合わせるナツミカン 雅人

5月12日誕生日の花と花言葉歌句

5月12日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 風車潔きまで咲きにけり 雅舟 【誕生日の花】カザグルマ(クレマチス) 【花言葉】 心の美しさ 高潔 【短歌】人住まぬ家の垣根の風車盛んに咲けりいさぎよきまで 鳥海昭子 長いこと空…

牡丹の心で

牡丹(ぼうたん)の優しいこころでお休みなさい

「うむ」10首歌

【生む・産む】とは子・卵を母体の外に出す営み 【生じる】自ずから生える・発生・出現や尊し 【倦む】飽きる・嫌になる・退屈倦怠Ennui 【熟む】熟れる・熟する・成熟爛熟・困る熟れ過ぎ 【膿む】膿をもって化膿し張れる爛れる褥瘡 【績む】細く縒る・縒り…

一人前とは

「一人前」と書いたとしても「ひとりまえ」「いちにんまえ」の読みは分かれる 「ひとりまえ」とは「ひとりぶん」一人に割り当てられた分量 「いちにんまえ」と読めば大人としての資格ある人扱い 両親の生きている人「零人前」 ほんとの苦労分かっていない 片…

5月11日誕生日の花と花言葉歌句

5月11日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)杜若 幸福いつ来ていつ去りぬ 雅舟 【花】カキツバタ(アヤメ科) 【花言葉】幸福が来る 【短歌】幸せの知らせのように今朝ひらくカキツバタああ母よと呼びぬ ふるさとに帰ったある…

雅舟

我が雅号「雅舟」のImage又はmodelとするにはちょとお粗末か。【豊浜漁港で】

浜防風の幾何学模様

この元気のいい放射線状の花茎はどうだろう。気持ちがいいナ。

付句に煩う小半日苦吟

永き日も囀り足らぬひばりかな 芭蕉 無為に歌詠む世捨人らも 雅舟 (発句) 芭蕉読み風に吹かれる皐月かな 雅博 (脇)浜昼顔の溢れ咲く径 雅澄

殊更に馬鈴薯の花優しく美し

田畑に水を引く

手植えせし昔の苦労思い出す

5月11日誕生日の花と花言葉歌句

5月10日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 熱愛のカーネーションを胸深く 雅舟 【花】 カーネーション(ナデシコ科) 【花言葉】 あなたを熱愛する 【短歌】 持たされしカーネーションに顔を埋めうら恥ずかしき母の日という …

第三次世界大戦

第三次世界大戦に入っていると云う説もあるなり誰言うとなく ナチスとは自分のこととは悟らずに戦勝記念をする滑稽さ 民主主義人類平和を希求する根本理念どこに行ったのか 無辜の民民間人を巻き添えに無差別爆撃誰が許すか 故国捨て他国に避難する民衆留め…

日々の暮らしの中の歌声

老いてなほ乙女心の女たち されば姿態を見過ごして聴く

【~立つ】(10首歌)

【腹が立つ】【気が立つ】などは感情の振幅激しさ苛立ち 【耳に立つ】【目に立つ】などは鋭敏過敏の視聴覚作用 【口が立つ】【弁が立つ】などは演説弁舌に秀でる 【勇み立つ】【浮き立つ】などは軽挙妄動コントロールせよ 【角が立つ】表現表出要注意ひとつ…

複合語「立ち~」(10首歌)

難民の救助に人々【立ち上がる】人道支援うねりをなして 目に見えぬ蔓延状況に【立ち至り】歯止め効かずに流されてゆく 窮すれば必ず元に【立ち返る】心得あれば失敗少なし 古戦場屋島瀬戸内一帯に靄【立ち込めて】視界は僅か 【立ち騒ぐ】聴衆もなき演説の…

人生訓

新人生訓 【和】【立】【健】 特に【立】について申せば、人は自立(自律)することば基本的に大切。 【和)】すなわち他者と【なごやかに】付き合うのが大切であることは言うまでもない。 心身の健やかであることも言うまでもない。ただ生きてゆくのに、自分自…

水車の里五郷

平成になって再建された香川県大野原町五郷水車、四六時中いつも回っています。