2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

句集『燧灘』高橋晴子

五句選 宗鑑も浴びたる冬日縁ぬくし 晴子 待庵の小暗さにをリ離宮の忌 〃 柿熟るる柿衛文庫「自然」の書 〃 粥運ぶ路地に満月西行忌 〃 父恋ひの海や夕陽の花防風 〃

6月25日誕生日の花と花言葉歌句

6月25日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 虎の尾を踏まないように山歩き 雅舟 【花】オカトラノオ(サクラソウ科) 【花言葉】優しい風情 【短歌】朝霧のうごく山原おりおりにオカトラノオは尾を振りいたり 白く長い花穂が…

あなた 花ならば どの花?

宗鑑の山頂墓から瀬戸内海を見下ろす

「涼蔭」と題して前住職米谷恵聰氏の漢詩(七絶)が彫り込まれている。 興昌寺山から見はるかす瀬戸内には伊吹島が浮かぶ

宗鑑の墓参りには蚊も蠅も

一夜庵横には「宗鑑法師之塔」 興昌寺山頂には宗鑑法師之墓

額田王難読歌新説

俳祖宗鑑の墓はこれだ。

香川県観音寺市八幡町興昌寺山頂【山崎宗鑑の墓址】 ↓一夜庵の横の五輪の塔は供養塔で、本当の埋め墓は興昌寺山頂の【宗鑑法師御墓】↑

6月24日誕生日の花と花言葉歌句

6月24日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)情熱は裡なる苑に咲かすべし 雅舟 【花】 レンゲツツジ(ツツジ科) 【花言葉】 情熱 【短歌】高原はレンゲツツジの朱に燃えてあなたをわたしをかくしてしまう 高原を覆うように咲き…

いつも余裕のユーモアを

いつも余裕のユーモアを~宗鑑に学ぶ~ 諧謔の宗鑑俳句 十句 元朝の見る物にせん富士の山 袖ひぢてむすびし結びし文字の吉書哉 花の香を盗みてはしる嵐かな 満丸に出でてもながき春日哉 にがにがしいつまであらしふきのたう 手をついて歌申しあぐる蛙かな う…

沙羅の花、夏椿とは知らざりき

一日花は庭に落ち居て

凌霄(ノウゼン)の花 五句

噴井あり凌霄花これを暗くせり 富安風生 凌霄は妻恋ふ真昼のシャンデリヤ 中村草田男 のうぜんや遺りし者ら顔洗ふ 岡本 眸 のうぜんや花少し愛してすぐ忘る 石 寒太 北目指し男逃げゆく凌霄花 新海あぐり (拙句) 風に揺れる炎(ほむら)そのもの凌霄花

賜りし白百合の花 葉鶏頭

賜りし白百合の花 葉鶏頭 鴛鴦夫婦この世の花よ

6月23日誕生日の花と花言葉歌句

6月23日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)小百合よし姫百合もよし鬼百合も 雅舟 【花】 ヒメサユリ(オトメユリ科) 【花言葉】 飾らぬ美 【短歌】楚々として咲くヒメサユリ看護婦のあの娘に似ると思いにとどむ 私の勤めた養…

人でなし!(人でなければ虫鳥か?)

生き物たちは人に知られず生きている 毀誉褒貶はどこ吹く風ぞ

6月22日誕生日の花と花言葉歌句

6月22日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)繍線菊やまだ下野の人に会わず 雅舟 【花】 シモツケ(バラ科) 【花言葉】 いつかわかる真価 【短歌】老夫婦しずかに住める垣にそいシモツケの花ことしも咲けり バラ科の小低木で、…

日本最古の俳句

貸し夜着の 袖をや霜に 橋姫御 山崎宗鑑(1465?~1554)自作 の俳句(発句) 「貸し夜着の袖をや霜に橋姫御 宗鑑」は「日本最古の俳句」であり、句碑も一夜庵前にある。作者は山崎宗鑑(室町末期の俳諧連歌師) 俳祖(鼻祖)の宗鑑、俳聖の芭蕉として周知のこと。

全国民誰も知らない【日本最古の俳句】はこれだ。

香川県観音寺市八幡町興昌寺(禅宗東福寺派)一夜庵は俳祖山崎宗鑑終焉の地 貸し夜着の袖をや霜に橋姫御 宗鑑 直筆の短冊(興昌寺蔵) 本歌『新古今和歌集』の短冊は東かがわ市池田米太郎氏蔵(極あり) 宗鑑がこの歌集書写していて、自分の発句(俳句)に圧縮するこ…

創庵500年記念【一夜庵に心灯を】

創庵500年記念【一夜庵に心灯を】 日本最古の俳祖〔山崎宗鑑〕 令和5年の今、没後470年経過

一夜庵、夏至の朝

讃岐野に生きて

我、田園に死す。 瀬戸内海のど真中は【燧灘】だ。

6月21日誕生日の花と花言葉歌句

6月21日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)鉄砲と百合結びつけ今日純愛 雅舟 【花】テッポウユリ(ユリ科)【花言葉】純愛 淑女 【短歌】テッポウユリの束をかついで大股の男がひとりぐいぐいと行く 花屋さんでしょうか、たく…

6月21日誕生日の花と花言葉歌句

6月21日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)鉄砲と百合結びつけ今日純愛 雅舟 【花】テッポウユリ(ユリ科)【花言葉】純愛 淑女 【短歌】テッポウユリの束をかついで大股の男がひとりぐいぐいと行く 花屋さんでしょうか、たく…

現今空中分解(10首歌)

他者理解しようともせず只管に自己宣伝ばかりうんざりとする 人様の作品読む気はさらさらなく自己のものばかり売り出す困りもの frankになって他者の作品を読み取ってほしい我がままものよ 妬む心あるのは人の常なるを黙って読んで感心してほしい なぜそれが…

『俳諧の風景』剣持雅澄著

剣持雅澄著『俳諧の風景』 第16回香川菊池寛賞受賞作品。初出『小説無帽第11号』(1980年刊) 100枚の中編小説。受賞後、高松市発行『文化高松第3号』に掲載される。単行本として2013年私家版発行。 〔あらすじ〕 時は応仁の乱の室町末期、酒色に溺…

神社の神木も小さく伐採

実利主義横行したる現今は森山神木小さく伐らる

一夜庵に心灯を

屋根の葺き替え、改修工事に取り掛かる前です。一夜庵保存会主催 富者の万灯より貧者の一灯、されどちらもありがたい。心灯を身の程に応じてよろしく

干拓地の朝景色

白鷺の野の真っ只中の孤独かな