2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「相撲」俳句10句

むかし聞け秩父殿さへ相撲とり 芭蕉 捨て小舟われに成けり相撲なだ 西鶴 相撲とりならぶや秋のから錦 嵐雪 投られて坊主也けり辻相撲 其角 やはらかに人分け行くや勝角力 几董 負けまじき角力を寝物語かな 蕪村 べつたりと人のなる木や宮相撲 一茶 年若く前…

カマキリは卵を産むとまもなく死んでゆく

蟷螂(とうろう)の斧=螳螂(カマキリ)が前足をあげて車の車輪に向かってきたという、中国の故事から。「はかない抵抗」の喩え。 塀や壁に卵の巣を産みつけている。

落葉色々

桜落葉 楓落葉 柿落葉 濡れ落葉になるのは困る 風に吹かれて飛び回りたい

機織機(はたおりき)⋯1300万円の夢

☆織女星(機織姫)の機(はた)が気に入って持ち帰る段になって、相手に1300万円と吹っ掛けられる。今し方この朝夢にうなされて飛び起きたところ。さて、その【夢判断】は⋯一夜庵改修費1,300万円まだ不足している⋯ ☆宗鑑の辞世にあやかりこの俺も諧謔の笑みで去…

11月17日誕生日の花と花言葉歌句

11月17日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 清楚なる君今もなほ我が胸に 雅舟 【花】イソギク(キク科) 【花言葉】清楚な美しさ 【短歌】 磯菊は見つめていたり砂山の砂の流れる一部始終を 鳥海昭子 植物は芽を出した場所が終の住…

あなた,何歳?その呼び名?

(一歳)当歳 (三歳)三つ子 (十五歳)志学 (十八歳)にく (十九歳)つづ (二十歳)弱冠 (三十歳)而立 (四十歳)不惑 (四十八歳)桑字年 (五十歳)知命 (六十歳)還暦・下寿 (六十一歳)華甲 (七十歳)古稀 (七十七歳)喜寿 (八十歳)傘寿 (八十一歳)半寿 (八十八歳)米寿 (…

「葉桜」は夏の季語 「桜紅葉」は秋の季語

「桜」🌸花は春の季語。「花」=桜。花一般の「フラワー」でなく「チェリー」 「葉桜」は夏五月の季語。桜花散る頃から若葉が出て来て、やがて青葉となる。 「桜紅葉」は秋十月の季語。桜は早く紅葉し、他の木の紅葉の時は大方散っている。

芥川龍之介の名作短編「蜜柑」

小娘が窓を開けて見送りに来た弟たちを労うために五六個の蜜柑を車窓から勢いよく投げてやる。 その蜜柑が、空に浮かび上がり、そして⋯ 不可解な、下等な、退屈な」人生に「云いようのない疲労と倦怠」を感じている「私」は、横須賀駅で汽車が発車するのをぼ…

芭蕉・蕪村・一茶の詠んだ「落葉」三句

サイカチの実は其ままの落葉掻 芭蕉 西吹かば東にたまる落葉かな 蕪村 落葉して日なたに酔し小僧かな 一茶

金色の小さき鳥の銀杏

金色の小さき鳥のかたちして銀杏散るなり夕陽の岡に 与謝野晶子

秋の蝶・蜻蛉

銀杏の木の下に蝶とトンボがまだ生きていました。

柞田川のマガモ

葦越しにマガモ撮る満悦誰と共にせん 柞田川秘境

熟柿を熟視すると

熟柿を熟視すると落ちてしまう

11月16日誕生日の花と花言葉歌句

11月16日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 採りて来て君に見せばや島の花 雅舟 【花】ミセバヤ(ベンケイソウ科) 【花言葉】静穏【短歌】まっさらな今日さまのひかり受けミセバヤの花つつましく咲く 母は太陽のことを「今日さま」…

「~戦」10首歌

苦戦して遁れ来れば混線悪戦血生臭かりし 抗戦と防戦どちらとも言えずその興亡は只ならぬかな 指令部の作戦を受け策戦の策士の頭脳試されしこと 奮戦し善戦したりと慰めに言われても何か腑に落ちぬあり 論戦は舌戦なるも心こもらぬ舌先三寸は迫るものなし 宣…

現代を象徴する四字熟語(10首歌)

現世界どこでも起こる可能性「一触即発」戦争紛争 「富貴利達」国富論以て経済発展志すには疑いもなく 「私利私欲」国家同士も自己本位鎬を削って上に立ちたい 「無間地獄」紛争地帯の無辜の民傷つき逃げる報道しばしば 突然に「豁然大悟」襟正し戦争放棄「…

あなたは何の名人ですか(10首歌)

僕は忘れ物落とし物の名人です 後から付いて来てください 私アレと固有名詞を忘れがち嫌な人の名きれいさっぱり 家に鍵かけたことはありませぬ こそ泥盗らずに置いて往ぬ 上に立つこと嫌いです上げてやるぞと勧められても断る私 エリート意識過剰な組から逃…

葉桜に見蕩れる琴弾池の畔

故大平正芳総理の遺筆

日中友好訪問の会食にて 観音寺市 故大平総理記念館にて

島倉千代子 10曲

「この世の花」は数々あれど蕾のままで散るは乙女の初恋の花 「会いたいなァあの人に」涙がほろほろり 二人で一番星さがしたね 「東京だョおっ母さん」手を引いて歩くうれしさ 小さい頃が浮かんで来 「からたち日記」好きとは言えずにただあの人と雨の小道に…

島倉千代子 10曲

「この世の花」は数々あれど蕾のままで散るは乙女の初恋の花 「会いたいなァあの人に」涙がほろほろり 二人で一番星さがしたね 「東京だョおっ母さん」手を引いて歩くうれしさ 小さい頃が浮かんで来 「からたち日記」好きとは言えずにただあの人と雨の小道に…

11月15日誕生日の花と花言葉歌句

11月15日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 純情の溝蕎麦に遇う風の中 雅舟 【花】ミゾソバ(タデ科) 【花言葉】純情【短歌】いちめんのミゾソバ咲けりおもいでは透明にしてこんぺとうの花 ミゾソバは金平糖に似たかわいい花です。…

懐かしい人10人

昭和初め十七歳のお裁縫先生 その後僕を産むことになる 昭和二十年国民学校一年生担任二十歳のK子先生 独身の叔父はこの僕を吾子のごとく抱きしに 戦場から還らず ソ満国境近い開拓団団長凍土に死せり「大地の父」よ 二人の子戦死させたる祖母にして 後継者…

『俳諧の風景』剣持雅澄著

剣持雅澄著『俳諧の風景』 第16回香川菊池寛賞受賞作品。初出『小説無帽第11号』(1980年刊) 100枚の中編小説。受賞後、高松市発行『文化高松第3号』に掲載される。単行本として2013年私家版・剣持文庫出版。 〔あらすじ〕 時は応仁の乱の室町末期…

秋蝶よ、なぜ身を隠す

秋蝶よ余生惜しまん我と共に

秋の季語(紅葉・黄葉) 冬の季語(落葉・枯葉)

もみじ(紅葉・黄葉)は秋の季語 枯葉・落葉は冬の季語

狩りするサギ

抜き足 差し足 忍び足 小魚をねらって

秋草朝影

旭日浴び秋草の花浮き出でて輝くばかりおのもおのもに

11月14日誕生日の花と花言葉歌句

11月14日誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句) 打たれ強い忍耐それを糧とせむ 雅舟 【花】ダルマギク 【花言葉】打たれ強い【短歌】打たれ強いなどと悲しく人は言いダルマギク風に耐えつつ咲けり 「打たれ強い」という花言葉を与えられ…

ハナミズキとモミジバフウの紅葉

ハナミズキとモミジバフウの紅葉 街路樹に彩り添える