「この世の花」は数々あれど蕾のままで散るは乙女の初恋の花
「会いたいなァあの人に」涙がほろほろり 二人で一番星さがしたね
「東京だョおっ母さん」手を引いて歩くうれしさ 小さい頃が浮かんで来
「からたち日記」好きとは言えずにただあの人と雨の小道に白い花
「星空に両手を」をあげてあなたと星空を一緒に飾ろうよ
「ほんきかしら」許してね好きか大好きかと言ってほしかった
「愛のさざなみ」この世に神さまいるならあなたに抱かれて死にたい
「鳳仙花」咲かせてほしいあなたの胸でやっぱり器用に生きられないで
「夢語り」女は男に落ちてゆくの 蝶のように 星のように
「人生いろいろ」男だって女だって涙の中に咲き乱れるわ