島倉千代子 10曲

 「この世の花」は数々あれど蕾のままで散るは乙女の初恋の花

「会いたいなァあの人に」涙がほろほろり 二人で一番星さがしたね

「東京だョおっ母さん」手を引いて歩くうれしさ 小さい頃が浮かんで来

「からたち日記」好きとは言えずにただあの人と雨の小道に白い花

「星空に両手を」をあげてあなたと星空を一緒に飾ろうよ

「ほんきかしら」許してね好きか大好きかと言ってほしかった

「愛のさざなみ」この世に神さまいるならあなたに抱かれて死にたい

「鳳仙花」咲かせてほしいあなたの胸でやっぱり器用に生きられないで

「夢語り」女は男に落ちてゆくの  蝶のように 星のように

「人生いろいろ」男だって女だって涙の中に咲き乱れるわ