2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

芭蕉の「一夜」句

萩原や一夜は宿せ山の犬 芭蕉 『続虚栗』に所収されている。貞享4年作。この萩の原に今宵一夜は私たちも野宿させてくれ、山犬たちよ、の意。古来旅する者にとって「一夜の宿」は求められる大切なものであった。謡曲「鉢の木」「元日やさらに旅宿とおもほへず…

ナ行畳語歌(10首)

なよなよとしなだれている姿見てこちらも心しなだれてくる なれなれしく言い寄ってくる人がありこちらは疎外感持ちいるに なかなかによい手筋もち書をよくす少し習えばすぐ腕上がる にたにたと笑う性格どうもならぬ小さい時のそのまま老いて にこにことSmile…

観中琴弾学習(作句を楽しむ)

12月1日午前中 ふるさと学習の予定 1 琴弾八幡宮 一の鳥居前 琴弾公園内の史跡 2 木の鳥居 石段途中 源義経が戦勝祈願で奉納 3 琴弾山頂 歌碑 堀野林治 燧灘波路の末の雲晴れて伊予の高根に降れる見ゆ 4 興昌寺山 禅宗 東福寺派 興昌寺 5 一夜庵 俳祖 山崎宗…

今日は樋口一葉の命日

本日11 月 23日は、樋口一葉の命日です。朝ドラ「東京ブギウギ」のヒロインすず子の母がみまかったばかりです。ご冥福をお祈りいたします。

11月23日誕生日の花と花言葉歌句

11月23日誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句) ピラカンサ慈悲心鳥の来たりけり 雅舟 【花】ピラカンサ(バラ科) 【花言葉】慈悲【短歌】さんざめく小鳥の声のおさまればピラカンサの実ひとつだになき 秋も終わりの頃になると真っ赤な実…

これぞまさに黄葉

観音寺市八幡町興昌寺【禅宗東福寺派】俳祖山崎宗鑑終焉の一夜庵がある。

野菊の如き君なりき

伊藤左千夫原作「野菊の墓」 久々に故郷を訪れた老人が、今では遠き少年の日々を回想していく……。旧家に育った政夫には2歳年上の従姉・民子がいた。ふたりは淡い恋心を募らせていくが ..

一夜庵改修工事始まる

一夜庵周囲の雑木伐採、本日より始まる。改修工事に邪魔な物を除く。宗鑑句碑の周りもすっきり、明るくなる。

「山茶花」近代俳句10 句

山茶花のこぼれかゝるやかなめ垣 正岡子規 山茶花のこぼれつぐなり夜も見ゆ 加藤秋邨山茶花のふちのくれなゐ日あたれる 森 澄雄山茶花のみだれやうすき天の川 渡邊水巴 山茶花のみちのくびとに媚びて咲く 山口青邨山茶花の全身の花夕日まみれ 細見綾子山茶花…

「一夜庵」を詠む古今10句

風寒し破れ障子の神無月 ★山崎宗鑑 花にあかでたとへばいつまでも一夜庵 西山宗因 月白し此一夜庵をいかにせん 岡西維中 いなれぬや雪を下客の一夜庵 上島鬼貫 ままよ世は夏も一夜の仮の庵 北村季吟 松涼し鶴の心にも一夜庵 各務支考 きりぎりすさむしろゆる…

閑寂の境地に生きる

11月22日誕生日の花と花言葉歌句

11月22日誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句) 野菊より竜胆好きといふ便り 雅舟 【花】リンドウ 【花言葉】 正義【短歌】 凛々とリンドウは咲きいたりけり大人になろうとかの日想いき 「竜胆」と呼び健胃薬にも使われるリンドウは秋を…

まろやかな千日紅と夕日かな

柿・紅葉・冬成りまでも赤く燃ゆ

晩秋に赤く染まる花ならず 実と葉は命の炎に燃ゆる 雅舟 柿紅葉冬成りまでも揃ひたる古園を愛でて立ち去り難し 〃

今時、葉鶏頭が盛りとは⋯

遠い日のははそはの母道端に卒寿に近い我を待ちをり

「落~」10 首歌

本日お手紙落手とも入手とも言い受け取ったこと 最後に落ちをつけて楽しませる落語家の功績無限なり あの人は将軍様の御落胤その子に何の罪あるものか 近江八景の一つに堅田の落雁ありて風雅なる風景 落選に落第という結果には当事者以上に身内が沈む 落莫に…

讃岐専念寺の一茶句碑

元日に泊めてもらった礼の句碑 元日やさらに旅宿(はたご)とおもほへず 一茶

手作り宗鑑歌碑作る

一夜庵前に私製「宗鑑歌碑」(伝承歌2首)

法泉寺もみじ祭り

紅葉寺 観音寺市大野原町五郷田野々 浄土真宗本願寺派法泉寺

紅葉寺⋯神恵院・観音寺 68番・69番札所  一山二霊場

紅葉寺⋯観音寺神恵院

東雲の飛翔

東雲(しののめ)の飛翔は心ある友といざ

讃岐の池の鴨群

秋を楽しむ

世俗には背を向け花鳥風月を友と生き来てなほ生き足らぬ

森のふくろうの歌仙 (1) 雅澄雅博両吟

1 あの夏はどこへ行ったか菊の露 雅博 2 幸運の星冴ゆる霜月 雅澄 3 闇夜にもかすかに光る影あㇼて 博 4 ジングルべルの聖なるエコー 澄 5 手を握り枯葉の街を逃避行 博 6 木乃伊取る奴木乃伊となって 澄 7 世間には詐欺師を騙すサギがいる 博 8 讃岐にノグ…

「面白い」10首歌

「おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな」篝火さへも消えてゆく闇 「にがにがしいつまで風の吹きのとう」いぶせき鬱憂纏わりついて 面白い興味津々 痛快事次つぎ起こる昨今の珍 面白い諧謔味ある一言で場面一転盛り上がるのに 面白い感興佳境あるならば逃さず人…

題「陽気」の川柳

NHKぼや川入選10句(作者不明) 金も名もないが陽気がとりえの内 離婚して急に陽気になった人 我が家では陽気な鬼が住んでます 関西じゃ陽気な方がもてまっせ 熱燗は陽気元気の元となる 定年後くらい陽気で生きていろ 貧乏を笑い飛ばしてくれた人 財産も笑いも…

11月18日誕生日の花と花言葉歌句

11月18日 誕生日の方、おめでとうございます。 拙句 人知れず端正に咲くいじらしさ 雅舟 【誕生日の花】 ウメバチソウ(ユキノシタ科)【花言葉】いじらしい【短歌】けんめいに今年も其処に咲いているウメバチソウよけなげな花よ 花が梅鉢の紋に似ていることか…

木守り柿一つ残る

木守り柿ひとつ残れる古家かな この柿は烏も食べず残し置く

一夜庵の由来、一夜庵前に掲示

500 年前にここにあったものを改めて本日掲げる。

一夜庵前に本日掲示物掲げる

【一夜庵の名の由来】500 年前にあったものを本日私が改めて掲げました。