2020-06-30 今日を限りの命ならば狂歌10首 わが命今日を限りの者ならば書きさしの本一気にまとめむ 我が遺産いくほどもなし兄弟の争うならばそれもよかろう 遺言をあれほど書いておくように言った教え子「それみたことか」と 負の遺産次々出てきて相続放棄現実感となるやもしれず いつまでも生きられるとは思わねど今日を限りの命なりけり 生前葬など馬鹿げたる世迷事とは思いつつ手遅れとなる 何事も遺言らしきこと言わずそれでも歌数無数書きおけり 三島太宰いずれの自死を選ぶにも荒唐無稽の範疇にあり 恨むなく潔き最期成し遂げて従容とゆく文したためて こんな甘い言弄ぶ者にして事の成就はつゆありえない