仏教の根底にある無常観 自ずからなる東洋自然観
全て世は川の流れの如くにて諸行無常 是生滅法
無常観は菩提心の一つなり 憐れむ心 求道修行
歎異抄 火宅無常の世界をそのまま受け取り皆仏となる
いつまでも住めるものならものの哀れ知る人はない
世に経るも更に宗祇の宿り哉 芭蕉の寂がそれを受け継ぐ
無常感 無常観となり 更にまた無常思想と深まっていく
苦の因となる執着を否定して無執着なる悟りを開く
大方は消極的な無常観 消滅をしてそのまま虚無となる
世の中の生成的な無常観 新しい葉が出る無常観