【春色】が好きで身を寄せるWindow我を忘れて吸い込まれいて
【春愁】を好む俳人多くあり虚構の恋の紛れ易かり
枯れしもの枯れしままにて【春意】兆す自然の力何処から来たる
老いて生く遊び心は【春心】永遠なるもの求めぬものの
したたかに【春興】小粋に楽しんで悔いなく蕩けて春野只中
眺めとも希望ともとれる【春望】の言葉自体の響きを愛す
【春闘】の時代はるかや 今令和 国の内外一触即発
【春燈】や別れる定めに耐えていて光と影のDelicacy哉
【春風】や闘志いだきて丘に立つ 虚子の名句に立ち討ちできず
【春秋】を重ね老いゆく人生の【春夏秋冬】行方知らずも