わたし待つわ、いつまでも待つわ

♪わたし待つわ/いつまでも待つわ♪

♪今か今かと気をもんで/あなた待つのもまつのうち♪

♪待てど暮らせど来ぬ人を/宵待草のやるせなさ♪

待つ心は唄になりやすい。今に始まったことでない。大昔から歌われ続けてきた。

君が往きけ長くなりぬ山たづの迎へを行かむ待つには待たじ(古事記・衣通王)

諺にも「待つ」の使われたものが99句ある。「果報は寝て待て」「人事を尽して天命を待つ」「待てば海路の日和あり」「百年河清を待つ」「株を守りて兎を待つ」etc

色々あっても、待つともなく待っているのが一番いい待ち方か。