2023-05-17から1日間の記事一覧

野の花蓼 なよ草藤に癒されて

野を行けば 秋の花蓼 なよ草藤 諍う人の世忘れて居たり 雅人

俳誌『ホトトギス』雅舟入選10句

『ホトトギス』入選10句 編集 雑 詠 連翹を島の土産として分かつ 迷ひ来て西行寺の梅に会ふ 遠浅の父祖の渚を子と泳ぐ 雪晴や句碑彫る父子の鑿冴えて 筑波嶺や萩なだれこむ研修室 教え甲斐ある子なき子に年暮るる 卒業の近く怒りは抑へをり 並み居れる父母泣…

ホトトギスの名歌名句

目には青葉山時鳥初鰹(山口素堂) 野を横に馬牽き向けよほととぎす(松尾芭蕉) 谺(こだま)して山ほととぎすほしいまま(杉田久女) 時鳥早も来鳴きて忍び音もらす夏は来ぬ(佐々木信綱) 春は花 夏時鳥 秋は月 冬雪冴えて 涼しかりけり(道元禅師) ほととぎす鳴きつ…

夢二の「宵待草」

待てど暮らせど来ぬ人を宵待草のやるせなさ

5月17日誕生日の花と花言葉歌句

5月17日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 馬鈴薯の薄紫に小糠雨 雅舟 【花】 ジャガイモ(ナス科) 【花言葉】 情深い 恩恵 【短歌】ジャガイモの花の畑にしゃがみいし姉さまかむりの母こちら向く 思い出す母の姿といえば、…