若き日の夢(10首歌)

徒なる運命ものとも生きる島の子に寄り添ふこともせず生き

隙見せて持って行かれし青春の夢は時効となりて久しも

原色を使ひますのねとじんわりと貶せし女教師島の思ひ出

四五歳の違ひの教へ子『連翹の島』の思ひ出風に散りゆく

エトランジェ(異邦人)に過ぎなかったか捨てて帰りし青春の島

純愛の幼く愚かで疎かな瀬戸の渚に消え去りし夢

その後の人生狂はせし罪一生を償ふことせずに生き来し

永遠の文学少女青年の戯言滅し半世紀経つ

二十四の瞳』に発し永遠に Oliveの島  連翹の島

青い山脈』安っぽい青春ものになぞらえるのを屈辱とする

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