さあ賀状 己が牙城を大切に 雅舟

冬菊のまとふは己が光のみ 水原秋櫻子

１２月１６日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句）寒菊や私の過去君の過去 雅舟 【花】カンギク(キク科) 【花言葉】繊細 【短歌】冬ざれの庭カンギクの黄の色の今日の余韻を明るくしたり 鳥海昭子 キクといえば秋の代表。冬に花を…

明日の大野原『奥の細道』講座は 「市 振」 原文 今日(きょう)は親しらず子しらず・犬もどり・駒返(こまがえ)しなどいふ北国一(ほっこくいち)の難所(なんじょ)を超（こ）えてつかれはべれば、枕(まくら)引（ひ）きよせて寐(ね)たるに、一間(ひとま)隔（へだ…

大方のモミジは枯れ落ち敷かれをり 雅舟 散らぬふりしていていつか散ってゆく

金魚草 後はなじみの花ばかり

琴弾山下を瀬戸へと財田川

恩師など言える人なし 我武者羅に勉学をしたそれだけのポトス

１２月１５日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句）可憐なる千両役者あなたです 雅舟 【花】センリョウ(センリョウ科) 【花言葉】富 可憐 【短歌】ゆたかなる思いふくらむセンリョウの赤い実つぶつぶこぼれたりして 鳥海昭子 正月…

讃歌・阿久悠 10首 瀬戸内海野球少年君と我同じ年にぞ生まれて来たり 誕生日君と我とは日中戦争始まりし丑年昭和十二年なり 阪神フアン小説「球臣蔵」その他もろもろ名作を次々生みし タイガース熱狂フアンであることで君と我とは意気投合す 高校野球心に響…

0 平成万葉歌仙二十四「鴨鳴くや」の巻 両吟 不遜（捌） 宣長 起首 平成二十一年七月 一日 満尾 平成二十一年七月十八日 ももづたふ磐余（いわれ）の池に鳴く鴨を今日のみ見てや雲隠りなむ 大津皇子 発句 鴨鳴くや雲も隠れて磐余（いわれ）池 不遜 冬 脇 ひ…

荻芒見分けられずにどうしましょう 干拓地大蓼小蓼赤のまま 遠浅の海でありけり干拓地

特急の出た後ゆっくり鈍行車 のどかなる讃岐野ラニーニャ現象中

花植えてこの医者ならば治してくれる 雅舟

平成万葉歌仙三十一「大公孫樹」の巻 両吟 宣長 不遜（捌き） 起首 2009/11/14(土) 満尾 2009/12/ 3(木) [1大伴家持→2山上憶良→3柿本人麻呂→4東歌→5挽歌（※有間皇子）→6山部赤人7志貴皇子→8大伴旅人→9高市黒人→10額田王→11高橋虫麻呂→12橘諸兄→13田辺福麻呂…

１２月１４日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句）冬桜君の冷静みならはむ 雅舟 【花】 フユザクラ(バラ科) 【花言葉】冷静 【短歌】 ひっそりと冬ざくら咲くお社に合掌している老夫婦あり 鳥海昭子 花の少ないこの季節に境内を彩…

執念深く生きる 10首 散漫な心掛けでは何事も成就はできずと諭されしかな こせこせと生きるさもしさに与せずにのほほんと生きるが理想なりしを 一口に執念深いも良し悪しひねくれ根性と見られることあり こだわりのなき爽やかさ褒められて信念のなさ侮られも…

我が書斎ベランダからの冬景色 白雲は どこへ旅してゆくのやら 柿の枝 楽譜一面 冬景色

蓬莱に聞かばや伊勢の初便り 芭蕉 明日待たるるその宝船 年賀状あっといふ間に書き終へし 雅舟

残菊に変わりて冬花咲き急ぐ

１２月１３日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句）星の花天狗の団扇葉八つ手かな 雅舟 【花】ヤツデ(ウコギ科) 【花言葉】分別(ふんべつ) 【短歌】 何もかも承知している風情にてヤツデは白く丸い花もつ 鳥海昭子 「天狗のうちわ…

男女の不思議 10首 すれ違ひ二度と会へずに終りたる悲運なることふと浮かぶ夜 一緒になれば諍ひ不満現れ出幻滅したかと納得してみる 六十年過ぎても少女そのままの姿で婆とは重ならなくに 暮らしてみれば案外難しい人かもと呟く女の居たのが可笑し 自分には…

冬金魚見つけし店前立ち尽くす 自転車を停めて見るのは何ならん 寺社の木を伐れば罰（ばち）が当たるとか オリーブがあれば小豆島恋し

雪舞や命惜しくもあらざりき 雅舟

冬アロエ夏朝顔が共に咲き 秋紅葉冬石蕗へと季は移る 枯れることなき植物のたくましさ

四国霊場69番観音寺本堂（重文） 四国霊場唯一、一山二霊場として知られている。 夕時雨遍路一人にも逢はず

12月12日誕生花「万両」 花言葉「寿ぎ」 12月15日誕生花「千両」 花言葉「可憐」 12月16日誕生花「寒菊」 花言葉「繊細」 12月17日誕生花「枇杷」 花言葉「温和」 12月19日誕生花「シクラメン」 花言葉「内気なはにかみ」 12月28日誕生花「蝋梅」 花言葉「…

１２月１２日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句）我が君を寿ぎ万両下向きに 雅舟 【花】マンリョウ(ヤブコウジ科) 【花言葉】寿ぎ 【短歌】 実生なるマンリョウ赤く色づきて年の瀬の庭にぎやかになる 鳥海昭子 小鳥が運んできた…

出家・家出10首 還俗はしない覚悟で出家せよ家出の真似してまた帰り来な 人はなぜ我が家に籠り暮らすのか家なき子など他所事なのか 子孫残す本能のまま生き物は死んでゆくとふ運命や何 物質もさることながら精神の貧困退廃救ひようなし 放浪の旅続けたる俳歌…