[1大伴家持→2山上憶良→3柿本人麻呂→4東歌→5挽歌(※有間皇子)→6山部赤人7志貴皇子→8大伴旅人→9高市黒人→10額田王→11高橋虫麻呂→12橘諸兄→13田辺福麻呂→14雄略天皇→15※大伴坂上郎女・和ふる人→16藤原鎌足→17鏡王女→18湯原王→19※有間皇子→20笠女郎→21資人余明軍→22持統天皇→23※大伴坂上郎女→24大津皇子→25中大兄皇子→26舎人親王→27長忌寸意吉麻呂→28大伴書持→29大伴池主→30笠金村→31狭野茅上娘子]
平成万葉歌仙三十一「大公孫樹」の巻 両吟 宣長 不遜(捌き) 起首 2009/11/14(土) 満尾 2009/12/ 3(木) 君が行く道の長手を繰りたたね焼き滅ぼさむ天の火もがも(狭野茅上娘子・巻15-3724) 発句 大公孫樹天より黄金降らすかも 宣長 秋 脇 長き山道しげれる白茅(ちがや) 不遜 秋 第三 月煌々白河夜船気も冴えて 宣 秋 月 四 知ったかぶりの俳諧宗匠 不 雑 五 射撃場鬼神も恐るる疾風技 宣 雑 六 獣道にも雪降りしきる 不 冬 ウ 一 火祭りの古代思わす大焚火 宣 冬 二 二人ニヤニヤ姦通俳句 不 雑 恋 三 手を付けずセレブの情死神棚に 宣 雑 恋 四 情事火遊び目も当てられず 不 雑 恋 五 民謡の孕む叙事詩に隠し妻 雑 恋 六 月よく見んと脱ぐ冬帽子 不 冬 月 七 滑降のスノーサーフィンめくるめく 宣 冬 八 帰りなんいざ汝(なれ)の古里へ 不 雑 九 沖縄の礎(いしじ)も聞き入るコンサート 宣 雑 十 基地問題の解決なるや 不 雑 十一 中国で唄われました花のうた 宣 春 花 十二 黄粉鳥やらケキョケキョと鳴く 不 春 ナオ 一 「猫町」の朔太郎節めかり時 不 春 二 阿吽の呼吸弾ける言葉 宣 雑 三 ベイサイド・いい子だ・いい子・ノラちゃんは! 不 雑 四 機嫌取り取り老老介護 宣 雑 五 出雲から葛餅届く昼下がり 不 夏 六 プール当番父浮かぬ顔 宣 夏 七 人々よ今日は何の日知ってるか 不 雑 八 名残の尽きぬ夢二美人画 宣 雑 恋 九 殺すとは女奉行よ言うなかれ 不 雑 恋 十 砂の男にうなされ目覚む 宣 雑 恋 十一 約束の今月今夜の十七夜 不 秋 月 十二 栗はむ猿(ましら)梢に鳴ける 宣 秋 ナウ 一 鹿持の雅澄の「の」が澄む夜長 不 秋 二 妻の名前はお菊と申します 宣 雑 三 好物の恋句最中に手を出さず 不 雑 四 ただひたすらに抜くは雑草 宣 雑 五 花万朶慌ただしさは美なりけり 不 春 花 挙句 一陽来復春の神鳴り 宣 春 |