2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今令和コロナ禍日の本爛熟す

今令和コロナ禍日の本爛熟す 雅舟

鵯になって我が庭に

鵯になってあなたが来ています

〔信教の自由〕10首歌

親鸞の浄土真宗門徒派なら【欣求浄土】自家薬籠中 【御題目】〔南無妙法蓮華経〕口先だけで唱えるばかり 【遍照金剛】お願いばかりですみません【他力本願】【真骨頂】か 【自力修行】せずは阿弥陀さんには救われず一心不乱の人いかんせん 【釈迦に説法】【…

水鳥の群〔燧灘・三豊干拓地周辺〕

チドリ・シギ・カモ・カモメ・サギ⋯⋯

今、黄色Yelloい花Flour

【出会い】10首歌

【邂逅】というにふさわしい旧友と昨日も今日も出会うことなし 【奇遇】にもこんなところでお会いできたなど言いたいのに 【逢瀬】楽しむというほどの【逢引】今はなし令和怜悧に凛冽にして 【密会】も死語となり果てRendezvousなどと言っても悍ましくなる …

三豊干拓 早春風景

遠浅の海奪われて七十年 何の不思議もなく野の畑

コロナ禍や 戦禍の昭和 読む令和 郷土の足元 過去点検

市立図書館掲示額

過去にこだわらず今を生きる(延命寺)

目付き【10 首歌】

【眼差し】は優しき視線【目付き】とは備えついたる生まれ性あり 【目遣い】や【目許】と言えばなにかしら優しい響きNuanceがある 【目色】と言えば〔はたと〕変わる感じありこちらも身構えしてしまうなり 珍品を【矯めつ眇めつ】念入りに〔じろじろ〕と見る…

仰げば尊し【10首歌】

冒頭より「仰げば尊し」上下師弟関係から歌い始めるそらぞらしさ 「身を立て名をあげ」立身出世を将来の目標とする現実世俗主義 照明用具として縁遠い「蛍の光」「窓の雪」の時代齟齬 「学びの窓」は教室などという現代語よりずっとモダンで佳い 「睦みし」…

【蔵】の10首歌

大切な名品の【所蔵】実用品の【収蔵】するは後々のため 【貯蔵】法【冷蔵】【塩蔵】などありて人類の知恵ますます進む 【私蔵】【家蔵】〔門外不出〕個人的私有財産見守るばかり 将来に【蓄財】【貯蓄】据え置いて老後安穏に暮らすつもりが 【蓄財法】考え…

【姿】10 首歌

【見目姿】美しい人更に又【容姿】端麗などと呼ばれて 風采と容貌合わせて【風貌】は全体的な印象なるか 【立ち姿】【後ろ姿】【後ろ影】などと言へども【前姿】なく 【形振り】構わず働く人のひたすらさひそかに感動することがあり 気取らない【姿勢】Pause…

【碑】10 首歌

苔むした【碑】があり引き返し丁寧に読む連れを離れて 転がれる【断碑】を直す人もなし無縁仏と言ふにはあらず それなりに意義は認める【記念碑】を感動を以て読み直すなし 漢【詩碑】は直ぐには読めず読み易くひらがな交り付記してほしい 万葉の【歌碑】津…

2月26日誕生日の花と花言葉歌句

2月26日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)ででっぽの花咲き出でて鳩の声 雅舟 【花】アズマイチゲ(キンポウゲ科) 【花言葉】温和 【短歌】枯草の乾く音する道の辺のアズマイチゲはいち早く咲く 鳥海昭子 枯草が音を立てて…

兄は明日死刑になる⋯⋯

⋯兄は明日死刑になるが悪い事をしたとは液ほども思はない。公明正大な気持で潔く散って行くが、皇国の為に死ぬ覚悟は充分出来て居る。恐れも悔みもなく皇国再建のため捨てる生命にに何の未練も執着もないが、唯皇国の前途を見ずに死ぬのが心残りである。日本…

豊浜一ノ宮【留魂像】土庄発マルレの原型

国道11号線 香川県観音寺市豊浜町姫浜一ノ宮海岸 〔陸軍船舶幹部候補生隊〕 ①【船舶幹部候補生隊】 南方における陸軍の上陸・輸送の増大とともに船舶部隊が拡大増設されたが、初級下士官が圧倒的に不足していた。それを補うために生まれたのが船舶特別幹部候…

2月25日誕生日の花と花言葉歌句

2月25日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)歌仙巻く寒緋桜の伊豆の旅 雅舟 【花】カンヒザクラ(バラ科) 【花言葉】あでやか【短歌】さみしさのようやくうすれてゆく頃をカンヒザクラはあでやかにさく 鳥海昭子 冬の寂しさが…

【笑】の成句(10首歌)

【笑う門に福来る】【和気財を生ず】笑って損した者はない 【笑う門には矢立たず】笑う顔は人に撃たれたりしない 【笑い三年泣き三月】義太夫節の稽古では笑いの方が難しい 【笑って暮らすも泣いて暮らすも一生】どうせなら笑って⋯ 【笑う者は測るべからず】…

野の花を供花に

何百の墓前に買ひたる供花はできず 野の花摘みてそっと供える

沈の四字熟語(10 首歌)

【沈思黙考】〔沈黙思考〕軽薄な行動に出ぬ慎重な人 〔口は禍の元〕余計な口をたたかない【沈黙寡言】信頼される 風格があり過ぎ【沈鬱頓挫】して詩文の意味が受け取りにくい 【沈魚落雁】それほどの絶世の美女また取るに足りない女か知れず 軽薄な人間多き…

梅ひらき桃ふくらみて桜まつ

俳句寺の掲示句 「梅ひらき桃ふくらみて桜まつ」 今時ふさわしい花の咲き具合

寺山修司の10首歌

海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手をひろげていたり 売りにゆく柱時計がふいに鳴る横抱きにして枯野ゆくとき すでに亡き父への葉書一枚もち冬田を越えて来し郵便夫 桃いれし籠に頬髭おしつけてチエホフの日の電車に揺らる マッチ擦るつかのま海の霧ふ…

禍を福と転じる四温かな(Corona独吟)

古来より【三寒四温】と冬の季の順繰り諺コロナ禍の今も 雅舟

2月23日誕生日の花と花言葉歌句

2月23日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)迎春花この心ある名を愛でむ 雅舟 【花】オウバイ(モクセイ科) 【花言葉】 恩恵【短歌】迎春花咲いたと手招く父がいしかの日のままのオウバイ咲けり 鳥海昭子 亡き父はこの花を「迎…

三豊干拓地を詠む(10首歌)

友達と蛤採りに遠浅の砂浜に通ひし幼時なつかし 砂浜の潮の干満見はからい潮干狩りには時機が大切 禁止されし囲いの中まで採ろうとして漁師に追われて逃げたる日もあり 夏が来れば海水浴と潮干狩りで賑やかだった山田海岸 土地狭き讃岐の民は故郷捨て満洲開…

懐かしい人(10首歌)

妻子置いて満洲開拓義勇軍率いて果てし父四十路 戦争未亡人の母逝きて早半世紀越え記憶薄れて 先生の背中に負われ看病されし元旦の日を今も忘れず 世俗には背を向けひたすら植物の研究をせし一人の男 桐は実を緑に結び姉嫁ぐ 島の教え子若き日のまま マルメ…

2月22日誕生日の花と花言葉歌句

2月22日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)発音はクリサンセマムと明瞭に 雅舟 【花】カンシロギク(クリサンセマム)(キク科) 【花言葉】 清純【短歌】足元を吹く風のなかまっしろのカンシロギクの花ゆれている 鳥海昭子 …