2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

難解校訓123

1 上高瀬小学校 弗為胡成 (為さずんば何ぞ成らん) 2 二ノ宮小学校 耕讀 芳章 (晴耕雨読)(芳しい文章) 3 大野原中学校 和(なごやか) 介(ひとりだち) 健(すこやか)

野茨の新芽逸早く

今年一番 野茨の新芽 逸早く萌え出たり

水泡の彩り美し 花稲海岸 渚花咲く

赤橙黄緑青藍紫 虹色に輝く 海潮の泡 水泡の彩り美し 瀬戸内の花稲海岸 渚花咲く

女偏呟き(10首歌)

姓名の【姓】は女偏 昔中国では結婚しても 夫婦別姓 家付き女 嫁婿探し 才媛娶るには 四苦八苦 婚約 婚期 婚礼 婚姻 合婚 重婚 無縁の人も 嬰児には男もあるに 妨げるのは女人なのか 風景の風光明媚 女人の媚笑媚態によろめく男 おうな姥(媼)・老女 しゅうと…

黄梅(迎春花)十句

魁けし花は黄光迎春花 阿波野青畝 その人の母も美し迎春花 可知あきを 黄梅へ空気の軽くなる日かな 笹川 章 黄はすでに春の色なり迎春花 山本紅園 魁くる黄色の眩し迎春花 村田東霞 一迅の風の輝き迎春花 広津加代子 翳りなき日が黄梅の黄を弾く 八木沢高原 …

2月23日誕生日の花と花言葉歌句

2月23日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)迎春花この心ある名を愛でむ 雅舟 【花】オウバイ(モクセイ科) 【花言葉】 恩恵【短歌】迎春花咲いたと手招く父がいしかの日のままのオウバイ咲けり 鳥海昭子 亡き父はこの花を「迎…

「穏やかに生きる」四字熟語(10首歌)

齷齪とこの世に生きて何かある【悠々自適】気の向くままに ゆったりと静かに安らぐ日常は【安閑恬静】急かず騒がず 叱りたいことがあっても自重して【穏着沈黙】見守ってやる どのようなことがあっても平然と【言笑自若】平気で過ごす 相手には不足あっても…

「非~」の10首歌

【非常】とは日常用語になりすませ緊迫感が薄れることあり 【非難】されてばかりでいても中には黙って耐える人あり 【非道】とは道理に合わないことにしてこきおろされて「ひどい」とも言う 【非情】とは世間的なる人情を超越したる大きな悟り 【非業】の死…

高橋和巳の戦時疎開「大野原時代」

大阪大空襲に焼け出され、母の郷里香川県三豊郡大野原町に疎開、三豊中学校に転校す

水上特攻発進の豊浜

夕陽の美しい 燧灘 戦争を知らない若者たちが 砂浜に 人影が映るのに惹かれ 観光で ただ 集まってくる 父母ガ浜 その近くの豊浜には 見向きもしない 昭和の時代の 戦跡があったことを 誰も知らない 平和な 令和世 水上特攻基地 ここでは 静かな 瀬戸内の波が…

余寒(10句)

世を恋うて人を恐るる余寒かな 村上鬼城 ひそと来て茶いれる人も余寒かな 室生犀星 茜雲余寒の空に消え残る 河野紀美子 みんな逝ってしまい残る寒気団 志賀りつ 何もかも終わらぬうちは余寒かな 大浜 茂 母在す限り余寒の侮れず 物種鴻両 こはく色アロマ香れ…

2月22日誕生日の花と花言葉歌句

2月22日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)発音はクリサンセマムと明瞭に 雅舟 【花】カンシロギク(クリサンセマム)(キク科) 【花言葉】 清純【短歌】足元を吹く風のなかまっしろのカンシロギクの花ゆれている 白くてかわ…

万葉の歌を自筆書画で鑑賞

後見むと君が結べる磐代の小松がうれを又見けむかも

早春の兆し

早春の兆しの中に外出を控えてCorona籠りの昨今

彩雲(10首歌)

【白雲】の飛びゆく空に旅心誘われていく人の心根 【黒雲】の立ち込める中絶望を乗り越えんとす人の頑張り 【青雲】の志ある若者の行く先にある人の命運 【茜雲】手の届かない彼方にてなぜかロマンを駆り立てられる 【紫雲】湧く山より空しく今生の儚きこと…

2月21日誕生日の花と花言葉歌句

2月21日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)花のみで終わらぬ定め壮健美 雅舟【花】 ミツマタ(ジンチョウゲ科) 【花言葉】 壮健【短歌】 呼ばれたるような気がして振り向けばミツマタの花ふくらみいたり その名のとおり、花…

同音異義語「シンコウ」10首歌

【信仰】は自由と言えど信仰の篤き人をば信頼できる 【侵攻】がいつ始まるかロシア軍クロアチアへと進む気配あり 【進行】の係大変冬五輪中国北京今宵終幕 【新興】の宗教どこに起ころうと無神論者は馬耳東風なり 【親交】のあった人でも時経てば忘れ去りゆ…

荒れる瀬戸内

瀬戸内海・燧灘 香川県三豊市仁尾町沿岸より 岡山広島方面を望む海波

Olympic氷雪の戦い(10首歌)

Olympic中国北京戦いも平和に終わる今日のめでたさ かつての日日中戦争ありしかど令和の御代の平和寿ぐ 日清日露戦争部隊中国が舞台でありし悲劇甦る 格闘技組み合う戦い全くなし氷上雪上平和な競技 それぞれの妙技を競う試合ばかり相手を倒す場がない幸せ …

2月20日誕生日の花と花言葉歌句

2月20日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)あなたの眸いつも未来を見つめてる 雅舟【花】ウグイスカズラ(スイカズラ科) 【花言葉】 未来を見つめる【短歌】なんとなき少しの不安やわらげるウグイスカズラほつほつ咲けり こ…

十人十色(十首歌)

文字通り紫という女人あり理想の女性紫の上 日陰なる野菊の如き君なりき半世紀過ぎ二度と逢わざる はなやかな向日葵の君持てすぎて急転直下滝壺に落つ 完璧に技能身に付け理想的女にならんと崩壊したり 平凡な女でいいと何処へか姿を消して音沙汰はなし 鳶が…

『万葉集』雪中の梅花

角朝臣廣辨ひろべが雪のうちの梅の歌一首 1641 沫雪に降らえて咲ける梅の花君がり遣らばよそへてむかも 安倍朝臣奥道おきみちが雪の歌一首 1642 たな霧ぎらひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが代しろにそへてだに見む 三野連石守いそもりが梅の歌一首 1644 引き攀…

問題をはらむ【孤】の歌(10首歌)

李白の詩【孤蓬万里を征く】と詠み友人見送る哀しい別れ 『三国志』諸葛孔明居てくれるのは水魚の如しと劉備(孤)は喜ぶ 独学で友無き人は【孤陋】にて視野が狭くて小折れがしない 人は皆【孤独】であると開き直り【孤高】であるのはいかがなものか 誰からも…

三枝(さきくさ)の花とは?

万葉植物。三枝(さきくさ)=幸草(サキクサ)」の音韻変化。「さち・さいわい」を表す「幸」の読み 三枝は枕詞としても使われ「三つ」「中」などの言葉にかかる。三枝は縁起の良い植物。 現在何を指すかは諸説ある。①三椏 ②沈丁花 ③福寿草 ④山百合 歌人〖…

万葉春の花三首

春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出で立つ娘子 あをによし寧楽の京師は咲く花の薫ふがごとく今盛りなり もののふの八十娘子らが汲みまがふ寺井の上の堅香子の花

これは何?

ほよ=寄生木(ヤドリギ) あしひきの山の木末(こぬれ)の寄生(ほよ)取りて挿頭(かざ)しつらくは千年(ちとせ)寿(ほ)きくとそ 大伴家持『万葉集』巻十八・四一三六

小学生、早春の俳句

野道ゆくぼくのまえには春がある うめの花来る日来る日に多くなる チューリップコップにしたらどうだろう 人間もふとんもほすよやねの上 猫がパンどろぼうしても春の風 春嵐集団登校めちゃくちゃに 遠足や延期になると晴れる空 ほっとりと桃の花弁や田中ゆく…

2月19日誕生日の花と花言葉歌句

2月19日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)アネモネを父のポッケにささげたり 佳舟 ] 【花】アネモネ(キンポウゲ科) 【花言葉】信じて従う 【短歌】信じ合う美しさありアネモネの色とりどりに咲きそろいたり 色とりどりのア…

この世に何を遺すべきか(10首歌)

生き物の全ては自分の遺伝子を遺さんとする本能がある 本能は己の性ではないのです神の摂理でありましょうもの それにしても己はかなみ神に逆らい子孫どころか己を殺す 自死自殺自決などとも名付けらる神への冒瀆許されるのか だ~れにも見つからないよう自…