2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

常磐露草

常盤露草は、ツユクサ科ムラサキツユクサ属に分類される常緑多年草。別名は野博多唐草。開花時期は6月~8月の暖かい時期で、白い小さな花を一面に咲かせる。石垣、林の中、水辺、やや湿った日陰が主な成育場所。庭に植えると大変だ。

雲雀は詩歌にどのように登場しているか

うらうらに照れる春日に雲雀上り心哀しも独りし思へば 『萬葉集』大伴家持 ☆近代の憂愁に通じる抒情歌人家持の名歌 次の歌に影房 うらうらと天にて雲雀啼きのぼり雲斑らなる山雲の出づ 茂吉 汝知るや都は野辺の夕雲雀上がるを見るも落つる涙は 飯尾常房 雲雀…

吉岡 治 作詞の歌 10曲のさわり

今朝払暁の深夜便歌曲 うつらうつらと 聞きながら 隠しきれない移り香あなた殺していいですか『天城越え』 愛しても〃人の妻 赤く咲いても冬の花『山茶花の宿』 一人で生きてくなんてと 泣いてすがれば『大阪時雨』 愛をなくして何かを求めて似た者同志『真…

5月18日誕生日の花と花言葉歌句

5月18日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 幸福の便りのにほひ花アヤメ 雅舟 【花】 アヤメ(アヤメ科) 【花言葉】 神秘な人 よき便り 【短歌】紫のアヤメの群が天に立ち池の底辺の逆さにも立つ 鳥海昭子 濃い紫のアヤメが…

野の花蓼 なよ草藤に癒されて

野を行けば 秋の花蓼 なよ草藤 諍う人の世忘れて居たり 雅人

俳誌『ホトトギス』雅舟入選10句

『ホトトギス』入選10句 編集 雑 詠 連翹を島の土産として分かつ 迷ひ来て西行寺の梅に会ふ 遠浅の父祖の渚を子と泳ぐ 雪晴や句碑彫る父子の鑿冴えて 筑波嶺や萩なだれこむ研修室 教え甲斐ある子なき子に年暮るる 卒業の近く怒りは抑へをり 並み居れる父母泣…

ホトトギスの名歌名句

目には青葉山時鳥初鰹(山口素堂) 野を横に馬牽き向けよほととぎす(松尾芭蕉) 谺(こだま)して山ほととぎすほしいまま(杉田久女) 時鳥早も来鳴きて忍び音もらす夏は来ぬ(佐々木信綱) 春は花 夏時鳥 秋は月 冬雪冴えて 涼しかりけり(道元禅師) ほととぎす鳴きつ…

夢二の「宵待草」

待てど暮らせど来ぬ人を宵待草のやるせなさ

5月17日誕生日の花と花言葉歌句

5月17日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 馬鈴薯の薄紫に小糠雨 雅舟 【花】 ジャガイモ(ナス科) 【花言葉】 情深い 恩恵 【短歌】ジャガイモの花の畑にしゃがみいし姉さまかむりの母こちら向く 思い出す母の姿といえば、…

いのちの歌(5首歌)

「いのちの歌」この星の片隅でめぐり会える奇跡どんな宝石よりも大切(竹内まりや) 生まれる前から結ばれていたそんな気のする紅の糸「命くれない」(瀬川瑛子) 愛してたけど何も言わないで別れてきたの泣かないで「いのちの限り」(大津美子) 愛は見果てぬ夢に…

本日只今夕方の銭形砂絵「寛永通宝」

江戸時代、一夜にして作られたと言われる 「寛永通宝」を型どった観音寺市の象徴「銭形砂絵」 銭形砂絵「寛永通宝」の所在地 香川県観音寺市有明町 香川県立琴弾公園

心に残る古今の名歌(10首)

淡海の海夕波千鳥汝が鳴けば心もしのに古思ほゆ(柿本人麿) 石ばしる垂水の上の早蕨の萌え出づる春になりにけるかも(志貴皇子) もの思へば沢のほたるも我が身よりあくがれ出づるたまかとぞ見る(和泉式部) ねがはくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月のこ…

愛蜜吸引

コスモスにカメムシ飛び着て蜜を吸う離れられない魅惑の早朝 雅人

5月16日誕生日の花と花言葉歌句

5月16日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) ラ・フランス博愛胸に今日生きむ 雅舟 【花】 バラ(バラ科) 【花言葉】 愛 【短歌】パラ百本いただきにけり恥かしいできごとなどはかくして匂う 鳥海昭子 「生まれて二万二千二百…

情緒ある萩原~萩寺・萩の丘公園に句碑

萩の丘公園にある句碑~村静か青田に雨の降るばかり~南浩二(竹広登) 俳人・医師 地蔵院 萩原寺 香川県観音寺市大野原町萩原 いつか来たことがあるはずの萩の名所、萩の色づく頃またお越しください。

情緒ある萩原~萩寺・萩の丘公園に句碑

萩の丘公園にある句碑~村静か青田に雨の降るばかり~南浩二(竹広登) 俳人・医師 地蔵院 萩原寺 香川県観音寺市大野原町萩原

薊(アザミ)

野薊に遇う嬉しさや麓池 雅人

『徒然草』人生訓 10句

①花はさかりに、月はくまなきをのみ見るものかは(137段) ②あやまちは、やすき所になりて、必ず仕ることに候ふ(109段) ③少しのことにも、先達はあらまほしきことなり(52段) ④人としては善にほこらず、物と争はざるを徳とす(167段) ➄なんぞただ今の一念におい…

花も実もある人生を

説明不要 ただ魅入る 自然と人生

見たくない映像(10首歌)

謝罪する張本人を呼び出して申し訳ないと言わせる習い Errorして消え入りたい選手ベンチの隅映す神経理解できない 優勝し感極まってもの言えぬそれでも無理強い新人のANA その人の過去の栄光ひけらかす番組誰の仕業か知らず 真実は尊いことなど分かっている…

5月15日誕生日の花と花言葉歌句

5月15日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)幸福な日々の一日賀茂祭 雅舟 【花】シキザキベゴニア(シュウカイドウ科) 【花言葉】幸福な日々 【短歌】散りながら咲く四季咲きのベゴニアの今日を明日をしあわせにして 鳥海昭子…

水田、白鷺、乙女たち

喧噪の都会などは無縁の境、讃岐野の昔ながらの田園風景、日本の原風景 白鷺の水田に来て餌をあさる光景眺むる女友達 雅人

ツバメの巣作り着々と

商店のキッチンサポート店先にツバメ巣作り着々とお客様などに「さあさあどうぞ」と

【緑】を感じる歌(10首)

思い出の【グリーングラス】オブ・ホーム 迎えてくれる(森山良子) あなたの勇気と優しさのそばで【緑の季節】は止まらない(山口いづみ) 【おお牧場は緑】 よく茂ったものだ 草の海 風が吹く(童謡唱歌) 私の知らないうちに急に町が萌えだして【若葉のささやき…

5月14日誕生日の花と花言葉歌句

5月14日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) お互いにシランと言わず忘れない 雅舟 【花】 シラン(アヤメ科) 【花言葉】 互いに忘れない 【短歌】山里の廃屋ありて庭隅に忘れられたる紫蘭は咲けり 鳥海昭子 荒れていた山里の…

【五月~】10首歌

【五月晴れ】からりと晴れて爽やかな梅雨晴れとも言う日本晴れ 【五月雨】は梅雨つゆとも言い換える外国人に嫌われる時季 【五月闇】夜の暗さが深くしてあやめも分かぬ漆黒の闇 【五月病】新たな学校職場にて適応できず鬱になりゆく 【五月祭】春祭メーデヨ…

芭蕉との対話

芭蕉との対話ー芭蕉の歌人化ー (芭蕉の発句+添句) 芭蕉の発句を立句として連句を巻くことは、古来なされてきたことである。それも現代感覚ではなじめないものとして取り沙汰されることはあまりない。平成も終末に近く、新たな感覚で芭蕉俳諧に挑戦してみ…