2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

春野木の花

出逢う人なけれど花に慰撫される 雅舟

興昌寺春景

興昌寺の櫻 花・若葉紅葉

一夜庵は俳祖宗鑑の終焉の庵

日本で最も古い俳跡「一夜庵」は俳祖山崎宗鑑の晩年を過ごした庵。470年前のこと

木蓮の向こうに夕月

紫木蓮見上ぐれば夕月顔出して 雅舟

3月31日誕生日の花と花言葉歌句

3月31日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 運が向くこと祈りつつ年度終わる 雅舟 【花】 アマナ(ユリ科) 【花言葉】 運が向いてくる 【短歌】一輪のアマナの花をくわえたる使者めく鳥が飛び立ちゆけり 鳥海昭子 私のすぐ前…

早苗塚を作った青玉の辞世句

辞世 藤花のあとを隠して若葉哉 西山青玉 名は直矩、称勘九郎、号蒼々林二六庵竹阿門、観音寺人、墓は観音寺市高屋町宝珠寺にある。元は四角寺にあった。天明4年(1784)5月16日没、行年60歳。 この碑に並んで弟陶々、文魚の碑もある。 なお、竹阿とは一茶…

虎視眈々と選挙に臨む(10 首歌)

選ばれてあることの恍惚と不安とあるなりいよよ選挙戦 悠悠とトップ当選する自信ある人もまた一抹の不安 票読みのベテランらしくする仁も内心苦戦忸怩と渦巻く もう二度と選挙は嫌だと親の選挙勝負の裏を見て来た子供 出たからには恥はかきたくないと思えど…

朝日に匂ふ山櫻花

敷島の大和心を人問はば朝日ににほふ山櫻花 本居宣長

白木蓮・白椿といえど色仄か

いつまでも純白のあなたでいてほしいと思うのは無理ですか

連翹明り

ふる里の今朝の散策川沿いに連翹明るく光放てり 雅子 連翹の朝の光を浴びて佇つ 雅子

3月30日誕生日の花と花言葉歌句

編集 3月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 引かれずに命の果ての花大根 雅舟 【花】 ダイコンノハナ(アブラナ科) 【花言葉】 適応力 【短歌】 雪に耐え時間を越えたる大根の素直に白い十字の花よ 鳥海昭子 収穫をせずに…

風月光り花開く弥生

「沓音天神」は唯一道真・宗鑑合体信仰

香川県観音寺市伝来「沓音天神」の由来 菅原道真をお祭りする「天神さん」は全国にわたり、12000社余りある。そのほとんどは学問の神様として祀られている。元来、道真にまつわる怨霊封じに始まり、天の神・天神となり、農耕神としての信仰にもなってきた。 …

琴弾公園の八分咲き櫻と三つ葉躑躅

琴弾の三つ葉躑躅の咲き初めて 雅舟

やっと本日「土筆」に出逢いました。

妹よ来よここの土筆は摘まで置く 虚子 生き生きとしたこの土筆でもの書かむ 雅舟 七宝山麓にありて日溜りに土筆見つけて心和みぬ

道真、讃岐嘆き節(旧三月三日)

三月三日、雅院に侍り、侍臣に曲水の飲を賜ふ、製に応へまつる(七言律詩) 菅原道真が讃岐の国守であったときの嘆き節の漢詩 1 風光を擲ち度りて 海浜に伏せりき 2 憐れぶべし 今日佳辰に遇ふこと 3 近く臨む 桂殿 廻流の水 4 遙に想ふ 蘭亭 晩景の春 5 仙盞 …

人生迷い道(諺)10首歌

落花枝に返らず 破鏡再び照らさず 後悔先に立たず 短兵急 急いては事を仕損じる 急がば回れもほどほどに 善は急げ 先んずれば人を制す ひたすら驀進 向こう見ず 慌てる乞食はもらいが少ない じっくり 居座る根気が大事 朝三暮四 浅墓ならず慎重に 目先だけに…

3月29日誕生日の花と花言葉歌句

3月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 初恋の花堅香子は万葉花 雅舟 【花】 カタクリ(ユリ科) 【花言葉】 初恋 【短歌】雪解けの山の斜面を埋めて咲くカタクリの花そよぎ止まざり 鳥海昭子 雪が解けたばかりの日当たり…

菅原道真の讃岐在任時代

道真の讃岐在任時代 仁和2年~寛平2年 (42歳~46歳) 讃岐守に転出を命ぜられた道真の背後には、一種の政略的な匂いがある。唐風の魅惑の世界から遮断されて、南海道の風煙に赴かなければならない。彼は基経の励ましの言葉にも嗚咽したまま声が出なかった。や…

瀬戸内 渚を快走 (人''▽`)ありがとう☆

電動自転車 充電できて 快走してます「お心遣い ありがとう」((人''▽`)☆遅ればせながら

花大根10句

大根の花と頷きあひて過ぐ 波多野爽波 しばらくは我が家の蝶よ花大根 浅越富子 大学の庭の大根花咲けり 沢木欣一 岬への単線をどる花大根 林 翔 大根の花にふる雨軽かりき 波多野爽波 長雨や紫さめし花大根 楠目橙黄子 花大根蝶漆黒の翅あげて 杉田久女 大根…

酒の文化館「金陵の郷」琴平

「お酒を通じての語らい処 江戸時代より続く酒蔵を創業当時のまま残し、酒づくりに関する歴史と文化を今に伝える史料館」香川県琴平町 金陵の郷 大伴旅人は、『万葉集』の編者である大伴家持の父親。 旅人の歌は『万葉集』に78首所収。 中でも有名な酒を讃む…

人の命と引き換えに

人々の生死などには関わらぬ 自然の摂理 菜の花畑 三倍の命生きたり未亡人 年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず

3月28日誕生日の花と花言葉歌句

3月28日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 花言葉大和心と言ふべけれ 雅舟 【花】ソメイヨシノ(サクラ科) 【花言葉】 優れた美人 【短歌】少年兵のままに還らぬ人が顕ちソメイヨシノは今年も咲きぬ 鳥海昭子 日本人の死生…

道真、讃岐松山での漢詩

七言律詩 晩春松山館に遊ぶ 菅原道真 官舎軒を交へて 海の畔に枕(よ)る 去来する風浪 塵を生さず 危石を転し移して 中道を開く 小松を分ち種(う)ゑて 後人に属(つ)く 翔を低るる沙鷗は 潮の落つる暮 糸を乱る野馬(かげろう)は草の深き春 釣の歌漁りの火は 交…

【品】曼荼羅

値打ちあるなしを問われる単語には品行方正・人品優劣 人間性上品・下品Rankあり品位・品格・人格問われる 品質の向上にただ努めている 品物といえど人品問われる 金品を贈与するのは人品が疑われます品性丸出し 優れたるものを取り出し品評す逸品・絶品・品…

3月27日誕生日の花と花言葉歌句

3月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) ヒヤシンス白秋の歌今もなほ 雅舟 【花】 ヒヤシンス(ユリ科) 【花言葉】 控えめな愛 【短歌】甘やかな香りただよう紫のヒヤシンス置く窓辺あかるし 鳥海昭子 ヒヤンスを置いた窓…

菅原道真の「春を惜しむ絶句」

惜春絶句 菅原道真 生まれてよりこの方四時の閑なることを見ず 春気も老気に還るを将(たす)けず 送却(おく)りてむ鶯と花とに心地迷はむことを 何ぞ須(もち)ゐむ水に臨みまた山にのぼらむことを

菅原道真の漢詩「春夜櫻花」

春夜櫻花に賦す 寛平三年作 紅櫻一種意(こころ)疎かになることなし 暁になんなむとしてなほし言ふ夜深からず 香は倍す仙砌に移りて後 色は添ふ隠れて故山に在りし初め 風に過ぐる鳳女装ひし相似たり 月を迎ふる龍花樹も如かじ 多少の春情誰がためにか惜まむ …