遅速ある生死の境彼岸花

 

 

 遅速ある 生死の境  彼岸花  雅人

(蛇足)  両親ある間は【0人前】 片親亡くて【半人前】 両親亡くなり初めて【一人前】

これが小生の独断自説である。事ほど左様に親の陰陽にわたる庇護は有り難いということを言いたいのである。どんな姿であれ、この世で生きている間は子のことを気にかけてくれている。 曼殊沙華抱くほどとれど母恋し 汀女