小西帯河⋯宗鑑・芭蕉・一茶につながる江戸俳人

①  小西帯河は、江戸時代 明和・安永頃の人。墓地は豊中町本山摺木庵にある。浄土真宗西蓮寺の門徒、戒名「帯河了詠」と墓碑に刻まれている。

芭蕉の自筆短冊を句碑にした「早苗塚」が琴弾八幡神社境内にある。西山青玉と共に俳諧『二つ笠』を著す。全国的な芭蕉と地元に住み着いた宗鑑を共に大切にしている。

 

③一夜庵の傍に「宗鑑法師之塔」があるが、かつて「宗鑑法師墓」の石標があり「安永四未正月廿四日二百年正当旧墓之前建之者也帯河」とある。

 

④『華洛日記』は妻みちを伴い京阪への旅、紀行文。ゆく先々で俳人たちと俳諧を共にしている。

香川県史 芸文』