昭和25年3月16日、昭和天皇は観音寺市の生徳旅館に宿泊。その夜提灯行列をして陛下をお慰めした。その生徳旅館で陛下の食べた茶碗蒸しなどの料理で昼食をとった。それより、歩いて宗鑑が晩年を過ごした一夜庵を訪れ、宗鑑の遺墨に親しんだ。宗鑑の筆跡は宗鑑流と言われ、多くの人に共感されている。
〔参加者の作った句〕
小春日や宗鑑の寺松枯れて 順 吾
琴弾きて待つ身も深し紅葉かな 一夜漬
秋うらら甘柿たわわ寺の門 花好人
山紅葉茶碗蒸し食べる至福かな 花好人
宗鑑が親しい人に思えたり マス子
宗鑑を湧きたつように話しけり マス子