2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

短冊202

202 風に咲くや火打の灘の花の波 吉正

短冊201

201 世を照す月ハあかねに一夜庵 玄甫庵

短冊200

200 泊らなん尾花まねけバ一夜庵 当宜

花水木に魅せられて

花水木、紅白の花は春、赤い葉と実は秋。 京土産こんなになってしまひけり

一顆のまるめろ

まるめろがひとつ 雨後の水たまりに 落ちてたォン 「まるめろ」とは、カリンの別名。 カリン(榠樝、花梨、学名:Chaenomeles sinensis)とはバラ科の落葉高木である。その果実はカリン酒などの原料になる。マメ科のカリンとは全くの別種である。カリン属(…

蝶三頭

秋の蝶 己が姿を顕示して 雅舟 よく視ると羽根がかすかに動いているように思いませんか 河の辺に死に遅れたる紋白蝶

10月22日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

10月22日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 秋丁字秘めやかにして何かあり 雅舟 10月22日 【花】アキチョウジ(シソ科) 【花言葉】秘めやかな思い 【短歌】秘めやかに思い深める昨日今日アキチョウジ咲くうつむきしまま …

短冊199

199 月新し更に時日一夜庵 正信

短冊198

198 花のかは付む一句や一夜庵 正廣

短冊197

197 聞たしや伽羅ほとになす一夜庵 尚章

三川合流地点

桂川・宇治川・木津川の三河川が 合流し「淀川」となる地点のこと。 背割り堤の桜が有名とのこと。 この辺りの古地図・歴史に関心あり。

薄によせて

あなたよ いつも空に向けて 生きる

万葉の花、万葉にない花

万葉の花 合歓(万葉名ねぶ、現代名ネムノキ) 南蛮煙管(万葉名思草、現代名ナンバンギセル) 野菊(万葉名うはぎ、現代名ヨメナ) 藤袴(昔も今もフジバカマ) 茜(昔も今もアカネ) 万葉にない花 秋海棠の花 秋明菊 コスモス

10月21日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

10月21日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 正義感秘めたる人よ竜胆よ 雅舟 10月21日 【花】オヤマリンドウ(リンドウ科) 【花言葉】正義 【短歌】 高原の草丈を己の丈と決めオヤマリンドウ咲きいたりけり 鳥海昭子 多く…

石田波郷俳句大会新人賞・涼野海音20句

新鋭俳人・涼野海音(香川県在住)、新人賞受賞作品「晩夏」 20句は以下のとおり。 若者らしい新鮮な捉え方の多い句に快哉。本人の許可なく掲載しております。

京都・桂川

10月19日 快晴 撮影

広隆寺の秋景

花水木の紅い実、紅葉に参拝者は、誰も一様に足を止めて見入りたり

10月20日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

10月20日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 今日ひと日心安らぐ麒麟草 雅舟 【花】アキノキリンソウ(キク科) 【花言葉】安心 【短歌】しじみ蝶ふたつまつわる山道のアキノキリンソウそよろともせず 鳥海昭子 二匹のシジミチ…

10月19日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

10月19日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 大毛蓼そのおおらかさ思いやり 雅舟 10月19日 【花】オオケタデ(タデ科) 【花言葉】思いやり 【短歌】オオケタデ塀越えて咲き一人住むあなたの声の明るく聞こゆ 鳥海昭子 塀を…

短冊196

196 有明の浜ひさしかれ一夜庵 宗玄

短冊195

195 千鳥磯に俳句代と泊よみけん 丁々子青谷

短冊194

194 一夜庵の月是からは山もとかみけり 間ヶ庵木具津

万葉集の「朝顔」は今のキキョウだと言う。

万葉時代の朝顔は桔梗のことであるという説が一般的。 キキョウの根は薬用として用いられる。 鎮咳,排膿,去痰作用があり、呼吸器疾 患に主 に用いられている。それはさておき、夕方の方が色鮮やかなのだから、今 の朝顔とは言えない。

我が「秋の七草」

万葉「秋の七草」 秋の野に咲きたる花を 指 ( ) 折りかき 数 ( ) ふれば 七種 ( ) の花 山上憶良 (巻8一1537) 萩の花 尾花葛花 ( ) なでしこの花をみなへしまた藤 袴 ( ) 朝顔 ( ) の 花 山上憶良 (巻8ー1538)

今日、杜鵑草(ホトトギス)まんだら

10月18日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

10月18日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 永遠の声を届けるホトトギス 雅舟 【花】 ホトトギス(ユリ科) 【花言葉】 永遠にあなたのもの 【短歌】 尋ねても言うてもならぬ事がある花ホトトギス風にうなずく 鳥海昭子 口に…

露の世は

露の世は露の世ながらさりながら 一茶 『おらが春』 一茶は、文政元年 五月、五十六歳で長女が生まる。 孫のように可愛がったこの子が、翌年の六月 に病気で亡くなった。 悲しみの極みで詠んだのがこの句。

短冊193

193 中客なりしかきに槿花ならば 昨・

短冊192

192 鴈かへりこんまつとしきかば琴引山 則久

短冊191

191 燕やありもも砂もち一夜庵 定次