俳聖・芭蕉
梅雨晴れ間芭蕉は新葉羽ばたかす 雅舟
小西帯河所持 芭蕉の直筆短冊を句碑に 香川県三豊市 芭蕉の縁 帯河の墓碑に 風香る 雅舟
「師の風雅に万代不易あり、一時の変化あり。この二つにきはまり、 その本一つなり。その一といふは風雅の誠なり。 『三冊子』 松尾芭蕉 1644年生~ 1694年生(享年50歳) 伊能忠敬 1745年生~1818年没(享年73歳) 伊能忠敬、没後200年
~旅の日に考える~ 芭蕉の師北村季吟と平田正澄は共に近江出身で、雅澄は讃岐に移住してからも季吟に俳諧作品の 評点をお願いしていた。 伊能忠敬は全国沿岸測量、今年210周年。讃岐豊浜では藤村家に2泊。今是さんは12歳だった。 芭蕉は全国を旅しようとし…
吉野にて桜見せふぞ檜の木笠 はせを 『笈の小文』
幽玄さびの芭蕉を慕った蕪村の感覚平明句 しばらく 古池 猿の声 行く人 雅中の俗を求めた芭蕉 ↓↑ 俗中の雅を求めた蕪村
芭蕉の風景求めて今朝は干拓地
芭 蕉 発 句 雅 舟 添 句 086 石山の石より白し秋の風 半分、青し。青山春風 106 芋洗ふ女西行ならば歌詠まむ 秋陽に晒す眩しきかひな 268 菊の香や奈良は幾多の男ぶり イケメン業平垣間見る人 362 この心推せよ花に五器一具 旅僧にケイタイ風雅の心得 462 …
芭蕉の着ていた風羅衣を埋納 旅人と我が名呼ばれん初しぐれ 芭蕉 香川県 仁尾町↑ 室本町↓
芭蕉 発句 雅舟 添句 053 荒海や佐渡に横たふ天の河 芭蕉と語る宇宙飛行士 055 あらたふと青葉若葉の日の光 東照宮はほどほどに去る 061 有難き姿拝まんかきつばた 餓鬼つばたでは宗鑑あはれ 076 いざ行かむ雪見にころぶ所まで 童心晒す風狂の人 086 石山の…
俳祖・宗鑑の諧謔、俳聖・芭蕉の侘び そして、俳聖・芭蕉発句+平成雅舟付句
奥の細道全50発句+付句(門弟6人)
1 荒海や佐渡に横たふ天の河 芭蕉 芭蕉と語る宇宙飛行士 雅舟 2 あらたふと青葉若葉の日の光 芭蕉 東照宮はほどほどに去る 雅舟 3 石山の石より白し秋の風 芭蕉 青しと言ひ変へ青山秋風 雅舟 4 芋洗ふ女西行ならば歌詠まむ 芭蕉 秋陽に晒す眩しきかひな 雅…
このような形式で133ページに985句を掲載した新書版です。
柊や 庭の隅にて 身構へる 雅舟 旅人と我が名呼ばれん初しぐれ 芭蕉 芭蕉の芽 育ち我が家を 睥睨す 雅舟
芭蕉は生涯に、988句、約千句の発句を詠んでいる。 その冒頭に多い語は、次のようになっている。 ① 月 24 句 ② 花 19 句 ③ 秋 15 句 ④ 春 14 句 ⑤ 五月雨 13 句 ⑥ 旅 11 句 ⑦ 時鳥 11句 ⑧ 山 11句 ⑨ 夏 9句 風雅の基本である 「秋」の「月」、「春」の「花」…
芭蕉の発句を立句とした歌仙(連句)が50巻ほどあって、その脇を付句として組み入れた。 小生(雅舟)の添句が938句、稚拙なものばかり。ただ、芭蕉と対話ができた気がして楽しかった。 こんなことをこれまで誰がしただろう。勝手な芭蕉全句への語りかけ(唱…
葉とともに花咲き出でて山桜 雅舟
咲乱す桃の中より初桜 俳祖宗鑑春眠只中 初ざくら折しもけふは能日也 薬師寺月並句会春風 顔に似ぬ発句も出よ初ざくら 老衰へし身に立つ曙光 姥桜さくや老後の思ひ出 謡曲実盛討死仕る うかれける人や初瀬の山桜 俊頼の歌もじるも座興 目の星や花をねがひの…
芭蕉 梅の花に寄せて 付句せり 雅舟
早苗とる手もとや昔しのぶ摺り 芭蕉 福島での詠句 観音寺市琴弾八幡宮に芭蕉直筆の句碑あり
芭蕉との対話=芭蕉発句+雅舟付句 生き甲斐は 芭蕉に添え句 日々新た 雅舟
芭蕉とは縁はなけれど親友也