漢詩「憫農」(李紳)

  憫 農       李紳
   春種一粒粟 
 秋収万顆子
 四海無閑田
 農夫猶餓死
 
         鋤禾日当午 
        汗滴禾下土
         誰知盤中餐 
                  粒粒皆辛苦
                                    稲の植えられている田をすき耕していると、昼に太陽は照りつける。
 汗が稲の根元の土に滴り落ちる。
                      大皿に盛られた飯を誰が知っているだろうか、
                      皆農民の苦労の結晶であることを。
イメージ 5
イメージ 1
イメージ 2
  「粒粒辛苦」
 穀物の一粒一粒は農民の辛苦の結晶であるということ。米を作る農民の苦労をいう。転じて、物事を成し遂げるために、こつこつと苦労を重ね、努力を積むこと。
 
イメージ 3
イメージ 4