万葉の時代


   万葉集の歌で一番古い歌は、仁徳天皇の時代(313~347)
      君が行き日長くなりぬ山尋ね迎へか行かむ待ちにか待たむ (巻2-85)  磐姫皇后(仁徳天皇の妃)
                                               特定できない、300年代
 最も新しい歌
      新しき年の初めの㋨初春の今日降る雪のいやしけ吉事(巻20-4516)  大伴家持 42歳
                                             天平宝字3年 (759)正月一日
                                             淳仁天皇
                  

 〔 時代区分〕 第一期   ~壬申の乱(672)    額田王
          第二期   ~平城京遷都(710)   持統天皇柿本人麻呂
           第三期   ~天平5年(733)     山上憶良大伴旅人山部赤人 
           第四期   ~天平宝字(758)     大伴家持
      全4516首はほとんど 飛鳥・奈良時代の130年間に詠まれた歌である。