西讃方言歌(10首歌)

「いた」という高松弁になじめない  小さい県の香川に住んで

「あるのー」「ようけあるのー」高松女は「のー」と言う  せめて「なー」と

「まがる」とは「曲がる」ではない「邪魔になる」きによけといてくれんな

「腹おきた」起きたのではない  腹いっぱいになったきにもう食べれんわ

子供には「おごくな」「おらぶな」「へんばすな」 讃岐男に阿波女とも

「へらこいな」腹黒いとは言わないが ちょつとずるいな おまはんは

水が「まける」(負ける?)とは何事だ こぼれるとはなんで言わんのな

「おとんぼに往生しとんぜ」末っ子を甘やかす「きに(けん)」いかんのじゃ

結構生かしとるは分かるきんど(けんど)「けっこい」は綺麗なことか

「行っきょんな」「はよせなほっとくぜ」「そなにばたばた言わんといて」