2017-01-01から1年間の記事一覧
冬の川鴨鷺鴎そのりあたり
http://www.hana300.com/keyaki11.jpg 12月21日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 重厚に裸身を曝す欅かな 雅舟 【花】ケヤキ(ニレ科) 【花言葉】重厚 【短歌】村を守る藁の大蛇(おろち)をからませて天にそびゆる欅の大樹 …
何度も見たい、ずっと見ていたいもの それが芸術かもしれない 人間のあえて美しく造ったもの それもいいし 人工によらない自然のままでも 美しいものは いっぱいある それを紹介するのは こころある者のつとめであろう 誰も等しく美しいと共感するものもあ…
一昔前、栃木在住不遜(晴生)師を得て、ブログ連句を巻いておりました。その再掲です。 平成万葉歌仙(九)「棚なし小舟」の巻 両吟 不遜(捌) 宣長 起首 二〇〇八年九月十八日 満尾 二〇〇八年十月 四日 いづくにか船泊(は)てすらむ安礼の崎漕ぎたみ行きし…
舟 10首 ふと気づき我が俳号に舟があり初めて舟にレンズを向ける 「青海に白帆浮かびて夏真昼」小学生で名鑑に入る 『昭和俳人名鑑』といふ晴ればれし全国句集に掲載されて あなたは入選したけど雅号がない早速知らせといふ通知あり 入選にちなんで俳号「雅…
柿フェニックス廃屋屋敷ほしいまま 雅舟
平成30年は【戊戌(ぼじゅつ)】 戊戌の変がありました。
我が俳号「雅舟」使い始めて70年 10歳の時
奇形児ではなく佛手かと思い直す ふくらみのいいのはレモンだけでない
小春日の山田海岸名残りかな 尚古趣味アロエの宮に残り居り 雅舟
12月20日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)荒蕪地のアロエに母を恋ふ日かな 雅舟 【花】アロエ(ユリ科) 【花言葉】復活 【短歌】草のいのちアロエの力医者いらず母は呪文の如くに言いき 鳥海昭子 アロエは昔から「医者いら…
懐かしい人 10首 すれ違う車窓に浮かびし君の顔何年経っても忘れていない 何十年ぶりかに今朝がた夢に見たと文したためむと思へど止めぬ 大切にしたものは何と考えることなく言へる心の優しさ ああそうだ年賀状だけでいいのだと細くて長い心の友どち 近づか…
旅人と我名呼ばれん初しぐれ
師走にも蛾の生き残り発見す 雅舟 空蝉のしがみついたる寒椿
花言葉 内気なはにかみ シクラメン シクラメン篝火花の異名あり 雅舟
12月19日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)はにかみのかんばせそれはシクラメン 雅舟 【花】シクラメン(サクラソウ科) 【花言葉】内気なはにかみ 理解 【短歌】迷わずに真紅をえらぶシクラメン師走の今日の充実として 鳥海…
末寺での親鸞報恩講営む 親鸞の真のお姿掲げをり 阿弥陀さん本尊にして菩提寺 本陣に上がることなき門徒宗 報恩講師走講師の馳せ来たる 寺旗立ててけふ報恩講知らせたり
12月18日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)繊細な君に溺るる寒葵 雅舟 【花】フタバアオイ(ウマノスズクサ科) 【花言葉】細やかな愛情 【短歌】弟が枯葉を分けて見よというフタバアオイは鈴形の花 鳥海昭子 ふるさとに帰っ…
超越10首 執念には限界がありこだわりなく恬淡として生きたい思ふ 身をさらり引くゆとり欲し囚われは人の値打ちを堕してしまふ 恬淡と小事に泥まずおおらかな大空に浮かぶ白雲でありたし 地位名誉要らないばかりか遠ざけたいこれに掛かれば真心喪失 銭金に換…
天網恢恢疎にして漏らさず。 『老子』に「天網恢恢、疎ニシテ失ワズ」、『魏書』に「天網恢恢、疎ニシテ漏ラサズ」とあるのに基づく。「天網」とは、天の張りめぐらす網のこと。「恢恢」とは、広くて大きい様。「疎」とは、目が粗いこと。「天網恢恢疎にして…
要りませぬ千両万両守銭奴よ 雅舟 タンポポのぽぽにこだわる老いの身は 雅舟 棕櫚とならば蕪村の浮かぶ暮讃岐 雅舟
高浜虚子編 歳時記 『花鳥諷詠』 大野林火編『入門歳時記』
12月17日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)告白は今日と決めたり枇杷の花 雅舟 【花】ビワ(バラ科) 【花言葉】ひそかな告白 温和 【短歌】おっとりと打ちあけ話のようにして冬の陽うけてビワの花あり 鳥海昭子 葉に守られ…