2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

桜皮とは

巻6~942 かにはまき 作れる舟に かにわを巻いて 造った舟に 万葉仮名で「櫻皮」と書かれていて、文字通り「桜の皮」である。その桜は「ウワミズザクラ」 カニハ→カンバ(樺)の説も有力である。 ま楫ぬき 吾がこぎ来れば 櫂を通して 私が漕いで来ると 淡路…

餌さを摂るただそれだけのために生き

餌さを摂るただそれだけのために生き

春寒の有明浜一句

蕉門の支考来たりし有明浜

万葉集、桜皮

桜皮 『万葉集』巻六 942 山部赤人 味さはふ 妹し目離(か)れて 敷栲(しきたへ)の 枕も纏(ま)かず 桜皮(さくら)纏(ま)き 作れる舟に 真梶(まかぢ)貫(ぬ)き 吾が榜(こ)ぎ来れば 淡路の 野島(のしま)も過ぎし 印南(いなみ)嬬(つま) 辛荷(からに)の島し 島し際(…

都鳥の表情百態

何を考えてる そのつぶらな瞳で ひとみちゃん

万葉の風景、歌絵

万葉、愛の歌絵

万葉、花の歌絵

万葉、鳥の歌絵

自らのを咲かせて満足

勝敗も優劣もなき花たちの己が色形に満ちて楽しも 雅舟

2月17日花と花言葉・歌句

2月17日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 秋田蕗ふところ深き人として 雅舟 【花】アキタブキ(キク科) 【花言葉】 包容力 【短歌】 ごぶさたのお詫びのような音たてて雨にうたれるアキタブキあり 鳥海昭子 雨の中を久々…

芭蕉の句を身辺の風景に求めて

手作り『芭蕉の風景』 遍在する芭蕉の風景を求めて 剣持雅舟

芭蕉に関する二冊の冊子を発行しました。

芭蕉全句988句に添句を施しました。

明日は芭蕉講座総まとめ

一年間の大野原古典講座『奥の細道』講読 最終日まとめ

2月16日花と花言葉・歌句

2月16日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)ためらわず丈夫(ますらお)と呼ぶ花ローズ 雅舟 【花】レンテイローズ(キンボウゲ科) 【花言葉】 丈夫 【短歌】おもむろに咲きしと思う庭隅のレンテイローズに春の雪降る 鳥海昭…

小西帯河(芭蕉私淑)

香川県三豊市豊中町摺木 芭蕉の直筆短冊入手。『奥の細道』道中 「早苗とる手もとやむかししのぶ摺 はせを」 福島で詠んだ句をなぜか自筆短冊で所持していた。

看護学校にて

人体 この厳かな 神のわざ 学ばねばならぬ 解体新書 生きねばならぬ 命の限り 今日も明日も

どの花見てもきれいだな

雨後の花ただ美しき君の様゜ 雅舟

2月15日花と花言葉・歌句

2月15日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)つつましく生き高尚の菫草 雅舟 【花】ニオイスミレ(バイオレット科) 【花言葉】 秘密の恋 高尚 【短歌】茶に浮かぶニオイスミレの花一つとんと昔の人想いおり 鳥海昭子 香りがよ…

支考は芭蕉の弟子

潮に濡れて

女二人 潮に濡れて 何話す

芭蕉の発句+添句

もう春ですね。

梅一輪十輪百輪春来たる 雅舟

この人懐っこいユリカモメよ

パン屑でお前たちとはいい仲に 雅舟

紅白黄梅咲く一夜庵

俳祖山崎宗鑑終焉の一夜庵

今も遺る防空壕

2月14日花と花言葉・歌句

2月14日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 山茱萸や平家落人棲める里 雅舟 【花】 サンシュユ(ミズキ科) 【花言葉】 持続 耐久 【短歌】山茱萸に鳴る鈴かけて人恋うる民謡があり遠きふるさと 鳥海昭子 宮崎県の有名な民謡…

芭蕉の五月雨句

芭蕉は「五月雨」を全部で19句に詠みこんでいる。そのうち2句が『奥の細道』に出ている。 五月雨の降り残してや光堂↑ 五月雨を集めて早し最上川↓ 秋田県出羽大石田の高野一栄宅の連句興行においては「すずし」であった。 こちらの方が初案で、お世話になる一…

春寒渚3句

花稲の渚に若草萌え出でて 雅舟 枯草に水仙の個の主張かな 雅舟 枯葦は海の番人枯れしまま 雅舟

春寒渚3句

花稲の渚に若草萌え出でて 雅舟 枯草に水仙の個の主張かな 雅舟 枯葦は海の番人枯れしまま 雅舟