万葉の花
浜木綿 万葉の花にこころは癒される 剣持雅澄
万葉集の「朝顔」は今の「キキョウ」であるというのが通説です。
本ものの河原撫子(大和撫子) 本ものの萱草(忘れ草)はノカンゾウ これはヤブカンゾウ
舶来の白梅賞す万葉の太宰府の人【令和】と称せむ
当時珍重された梅花
万葉の花ならずとも令しき 剣持雅澄
堅香子(カタクリ) 思ひ草(ナンバンギセル) 梅 蓼
万葉の紫草のめでたさよ 万葉の花山萵苣のみでたさよ 万葉の花紫蘭とは知らんかな
春の苑くれなゐにほふ桃の花下照る道に出で立つをとめ 大伴家持 『萬葉集』巻19 4139
令(うるは)しき大和へ贈る万葉花 剣持雅澄
水ふ磯の浦廻の石上つつじ茂く開く道をまた見なむかも 舎人(巻二185) 万葉の花山つつじ誕生花今日撮りて来しご覧じなされ 雅澄
今は亡き親友松尾君の奥つ城に来れば令和の花咲き充てる 雅澄
万葉の花【藤】 今花盛り
桃椿遅れて咲けど万葉花 鹿持雅澄 連翹を万葉花とは言へませぬ 古義軒
三月二十九日の誕生花「カタクリ=かたかご」
『万葉集』 春の花歌