2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

聖火ランナー香川県仁尾・観音寺に到着

香川県三豊市仁尾町父母ヶ浜 観音寺市民会館前 最終ランナー到着

紫草の白い花咲く

万葉集に詠まれた紫草 20: あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る 21: 紫のにほへる妹を憎くあらば人妻故に我れ恋ひめやも 0395: 託馬野に生ふる紫草衣に染めいまだ着ずして色に出でにけり 1392: 紫の名高の浦の真砂土袖のみ触れて寝ずかなりな…

永遠の恋人・樋口一葉

樋口一葉(明治5年~29年) 彗星のごとく現れ、彗星のごとく去って行った女流作家樋口一葉。母妹を養うために駄菓子屋までして清貧の暮らしをしながら名作を書いた。24歳7ヵ月の生涯だった。 四十数年前、受験勉強でラジオ講座現代文で一葉の作品を読み、講師…

4月17日誕生日の花と花言葉歌句

4月17日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 「希望」を失わない限り「青春」 雅舟 【花】ハナビシソウ(ケシ科) 【花言葉】 希望 【短歌】がく二つほつりほつりと落ちしより羽化するごとく芥子はひらきぬ 鳥海昭子 蕾を包ん…

小豆島の春秋を愛す

花楓 幾返りして 季は巡る 人は昔を返す術無し 雅人

『旧制一高の非戦の歌反戦賦』(稲垣真美著)

一高寮歌 清水健二郎 作詞 1、運めぐるもの星とは呼びて 罌粟けしのごと砂子すなごの如く 人の住む星は轉まろびつ 2、運命さだめある星の轉べば 靑き月赤き大星おぼしも 人の子の血潮浴びけん 3、紫に血潮流れて ふたすぢの劔と劔 運命とはかくもいたまし…

4月16日誕生日の花と花言葉歌句

4月16日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)上を向き咲くその花に励まされ 雅舟 【花】 ヤマブキソウ(ケシ科) 【花言葉】 すがすがしい明るさ 【短歌】たいそうな理由などなくすがやかに山吹草は貌あげにけり 鳥海昭子 鮮や…

70番札所に遍路姿稀なり

Corona禍に遍路姿は稀に見ゆ 雅舟 讃岐三豊市四国八十八番札所七十番

春酣(たけなわ)

春酣 すでに皐月の気配見せ 雅舟

樋口一葉「絶望名言」

樋口一葉の「絶望名言」 3/1 深夜便 聞きかじり ① 「これが一生か、一生がこれか、あゝいやだいやだ」 (にごりえ) ②身をさへあぬさまになさまほしけれど、我が身一つにはあらざれければ (日記) (自殺したい気持ちになったけれど、母妹のことを考えればそん…

4月15日誕生日の花と花言葉歌句

4月15日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 決心をべラルゴ二ウムに託しけり 雅舟 【花】ぺラルゴ二ウム(フウロソウ科) 【花言葉】 決心 篤い信仰 【短歌】訳もなくさみしいのです祈り篤き友の窓辺のぺラルゴ二ウム 鳥海昭…

三豊干拓地の春景点描

連れ合いの有無に自然は関わらず

小豆島はレンギョウの島

昭和三十五年頃の小豆島 小豆島連翹は、小豆島だけに原生のレンギョウの花

小豆島はレンギョウの島

小豆島連翹は、小豆島だけに原生のレンギョウの花

瀬戸内・渚・海猫たち

4月14日誕生日の花と花言葉歌句

4月14日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)マーガレット花も響きもうつくしく 雅舟 【花】 マーガレット(キク科) 【花言葉】 恋占い 真実の愛 【短歌】はなびらの恋占いのもどかしさマーガレットの白いはなびら 鳥海昭子 花…

春の虹

伊能忠敬 測量体験 春の虹 瀬戸内の浜辺測量 春の虹

伊能忠敬測量の浜を歩く

211年前、燧灘沿岸を測量した伊能忠敬を再体験

泣けてきたこと

【愛国心】教育がなされた。小学校ではなく国民学校と呼ばれていた時代で、耐乏生活が強いられた。「欲しがりません、勝つまでは」の時代である。制服はなく、個人であつらえた。履物は草履か下駄であった。近くには軍用飛行場ができ始め、村の内外から大勢…

4月13日誕生日の花と花言葉歌句

4月13日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 地面揺れ木蓮も揺れ深む愛 雅舟 【花】モクレン(モクレン科) 【花言葉】 自然への愛 恩恵 【短歌】お祭りの当屋の庭の大モクレン百千万の声あげにけり 鳥海昭子 「当屋」とは「頭…

琴弾やミツバツツジの天目指し

ミツバツツジ(三葉躑躅 Rhododendron dilatatum)はツツジ科ツツジ属の落葉低木。また、近縁のミツバツツジ類の総称でもある。 関東地方から近畿地方東部の太平洋側に分布し、主にやせた尾根や岩場、里山の雑木林などに生育する。

宗鑑の墓に花なき涼しさよ(虚子)

俳祖山崎宗鑑の終焉の地【一夜庵) 観音寺市八幡町 興昌寺境内

宗鑑の墓に花なき涼しさよ(虚子)

俳祖山崎宗鑑の終焉の地【一夜庵) 観音寺市八幡町 興昌寺境内

琴弾遍路吟行

観音寺 遍路の季語の 出生地 雅舟

紙碑(虚子句にちなんで)

【紙碑】という単語は普通の国語辞典には出ていない。『大辞林』には「世に知られていない物事や世に埋もれた人の生涯業績などを書いた文章」とある。一般に認められていない人、その作品を個人的に高く評価したものを大切にしたい。身の回りに埋もれたもの…

4月12日誕生日の花と花言葉歌句

4月12日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 花言葉鼻もちならぬ著莪の花 雅舟 【花】シャガ(アヤメ科) 【花言葉】私を認めて 反抗 【短歌】てらてらとシャガの葉の照る丘ありき反抗期のわが砦でありき 鳥海昭子 思い起こせ…

小学時代の俳句10句

昭和の終り頃 うまおいはギターのつぶれのようになく 二年生・秋 ひしもちやだんだんふくれおこりんぼ 三年生・春 冬の月今日は出てないかぜかなあ 三年生・冬 宗鑑の墓にまいるやなの花で 四年生・春 冬の月両手の中に入りそう 四年生・冬 立秋や草のすれ音…

香川県海外開拓者殉難之碑(高松市田村神社境内)

【香川県海外開拓者殉難之碑】 昭和拾弐年、果てしない満蒙の荒野において、一万有余名の人々が開拓と食糧増産に懸命に取り組んでいました。開拓団五千九百余名、義勇隊二千七百余名、報国農場隊一千百余名、花嫁女塾二百余名が、十八の出身母体から集結した…

4月11日誕生日の花と花言葉歌句

4月11日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 忘れ得ぬ人大切に今日も生き 雅舟 【花】ミヤコワスレ(キク科) 【花言葉】 忘れ得ぬ人 【短歌】忘れいし人の顕ちきて歩をとどむ都忘れの花のむらさき 鳥海昭子 遠い昔に別れた人…

雅翁自伝〈ヒロシマ〉

当時は原爆が落とされて十年余りで、市内にはバラック建ての家が川端などに多く見られた。ケロイドの学生も見受けられた。「私は大学構内で被爆していますが、物陰にいたので、この通りまだ生きていますよ」と平気で言う漢文の先生もいた。倫理学の森滝一郎…