#伝記、自伝

小学生 俳句教室

7月9日(土)9時~11時 観音寺市八幡町 一夜庵 「小学生俳句教室」 ~俳句の始まり~ 日本で初めて俳句を作った人は? 【山崎宗鑑】と言われています。その俳人が晩年を過ごした所がここ観音寺市【一夜庵】です。そのようないわれのある所で住んでいるのです…

新しい女

『樋口一葉と十三人の男たち』木谷喜美枝 2004年、五千円札の「顔」に登場した頃の本書。タイトルで注目させようとして、この純情一途な閨秀作家・薄命の天才作家に不似合いの表題をつけたものだ。 この度初めて本書をひもとく機に恵まれ、短い生涯にめ…

道長が持ち去った草稿

『藤原道長』山中裕 私は藤原道長にはあまり触手を惹かれない。ただ、中古文学には欠かせない。 道長の人間性・人柄が次のようにまとめられている。 「道長は決してあせらず、強硬なこともせず、人の気持ちを十分に考慮に入れながら事を運んでいく。ここに平…

連歌師宗祇

『宗祇』奥田勲 『新撰筑波集』の著者として、連歌を「中世詩」の最高域まで高めた室町時代の連歌師。宗祇の生涯、宗祇をめぐる人々、宗祇の遺したもの、宗祇伝説にまで及ぶ宗祇伝である。 本格的に連歌に志したのは30歳(1450年)と言われている。連…

書簡の魅力

新潮日本古典集成『芭蕉文集』 芭蕉の代表作品は全て網羅されている。制作の年月順に『野ざらし紀行』『鹿島詣』『笈の小文』『更科紀行』『おくのほそ道』『幻住庵の記』『嵯峨日記』などである。 本書の類書と違うところは、書簡・遺書の掲載されているこ…

三十年前の新聞記事

宗鑑の一代記をまとめた「俳諧の風景」第16回香川菊池寛賞受賞。 昭和56年3月6日菊池寛34回忌に授賞式、献花があった。 同人誌「小説無帽11号」(昭和55年10月発行)に掲載された100枚の小説。

一夜庵保存会総会の日に

俳祖山崎宗鑑終焉の地讃岐は興昌寺境内【一夜庵】であります。 2012年4月28日、一夜庵保存会の総会がありました。 この日は、一夜庵が開放されて、心地よい春風が吹き込んでいました。

日本最古の俳蹟【一夜庵】

山崎宗鑑は晩年を一夜庵(観音寺市八幡町・興昌寺境内)に棲み俳諧一途の生涯を送りました。