帚木に影といふものありにけり

 虚子自選句集にこの句「帚木に影といふものありにけり」が取り上げられている。単なる写生以上の主情的写生、影をこそ実在的とみた虚子の本領が発揮。
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   『俳句大観』虚子の部より
 
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    坊城俊樹の「高浜虚子の100句を読む」より