2024-09-21から1日間の記事一覧
定年のなき身を夫と嘆きつつ常の如くに地下足袋を履く 農われの素顔をほしいまゝに灼き地平の果てに大き日は落つ 秋草のたわむる野辺に咲く野菊淡き紫わが指に散る われとても不意に指切ることもあり許せ鎌先の当たりし蛙よ 青き芽のそこそこ萌ゆる穭田に筋…
家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。暑きころわろき住居は、堪え難きことなり。『徒然草』55段 冷暖房装置の切り替えは自由自在の現在、考えられない昔の日本。氷が自由に調達できないのが普通。藁葺屋根や風遠しのよい家を構える…
千利休 「四規」⋯【和】【敬】【清】【寂】 「七則」⋯茶は服のよきように点て、 炭は湯のわくように置き、 冬は暖かに夏は涼しく、 花は野の花のように生け、 刻限は早めに、 降らずとも雨の用意、 相客に心せよ (必要なものだけ残し、Simpleに) 心を洗い清…
かさぶたをはずして古傷深くなる 内緒だと言われ深掘りしたくなる 女房の穴はやっぱり深かった 欲深は当然のことヒトだもの 別れない夫婦の謎は深過ぎて 会うたびに味わい深い人と知る ほどほどの付き合いだから深い味 深々とお辞儀をされても知らぬ方 深い…
9月21日誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句) 万緑叢中薊一点と言い返す謙虚さよ 雅舟 【花】ノハラアザミ 【花言葉】心の成長【短歌】朝靄に浮き立つ畦のノハラアザミひとかたまりの力なりけり ノアザミが春から夏に花を咲かせるの…