2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

台風中の土庄港・石川さゆり「波止場しぐれ」

対岸の渕崎懐かし 皇踏山それも懐かし すべて懐かし 半世紀前に若き日過ごしたる土庄港はとわに忘れず 台風の状況報じる香川県代表をして土庄港(みなと) 野分今吹き荒れをれど 石川さゆり「波止場しぐれ」の唄聞こえ来て

野分 10首

野分 10首 台風でないかもしれぬ 野分とは秋から初冬に吹く暴風雨 前栽の荒れるを見ている紫の上その高貴さを見蕩れる男 「野分の又の日いみじうをかし」と清女言ひし草木荒らされそれにも情趣 『野分』の意書かれていない漱石の『二百十日』と連作短編 古…

業平、東下りの歌

『伊勢物語』東下りの段、業平が八橋でこれまでの旅を振り返る歌。技巧の粋が凝らされた折句。

秋桜入選句

夕さりの風を梳きゆく秋桜 某氏 この特選には参りました。

9月30日花と花言葉・歌句

9月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)五指開き風になるとふ沢桔梗 雅舟 【花】サワギキョウ(キキョウ科) 【花言葉】高貴 【短歌】不注意の沼というありサワギキョウ誰にも知られず咲きいたりけり 鳥海昭子 「ふのがり…

花と句のある古義庵

貧しくて心優しく棲む庵 雅舟 台風の来る前矢鱈に静かなり 雅舟

母校の同窓会誌に

9月29日花と花言葉・歌句

9月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)月下美人もう一度だけ会いたいな 雅舟 【花】ゲッカビジン(サボテン科) 【花言葉】ただ一度だけ会いたくて 【短歌】いまか咲く今か動くと待つ声に月下美人は囲まれて咲く 鳥海昭子…

憧憬 ⦅霧氷・樹氷⦆

霧氷樹氷裡にも穢れなき思念 雅子

それぞれの花色形

それぞれの花色形あなたにももっと色味欲しいです

結果は問はず10首

結果は問はず10首 結果さへよければ過程問はないと言はれてさびしい努力家の人 努力することが尊いその結果失敗してもいいと思ひし 努力せず要領がよく人生を上手く生き来し人褒め難し 長い目で見てこせこせと小言言はず見守ってくれし母を憶ふも 何か一言…

秋桜 天女に優しさもらひけり

秋桜 天女に優しさもらひけり 雅子

こんにちは、カマキリさん。

蟷螂や百日草を独り占め 雅舟

秋の石鎚山想い出される

若き日は半世紀前 石鎚の思ひ出遠く流れゆきけり

海猫よ、伊能忠敬を知ってるか。

海猫よ二百年前四国測量伊能忠敬の苦労知ってるか

9月28日花と花言葉・歌句

9月28日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)彼岸花まだ絵に描くに暇あり 雅舟 【花】トレニア(ゴマノハグサ科) 【花言葉】愛敬 【短歌】庭隅のこぼれ種なりトレニアの花みておれば人に逢いたし 鳥海昭子 スミレ色の花をつけ…

露草は万葉集で「月草」

月草に衣は摺らむ朝露に濡れて後には移ろひぬとも

絶唱・曼殊沙華の一句

漸くに天に曼殊をあしらひぬ 雅舟

萩に蝶来て

萩に来し小さきハセ蝶捕えらる 雅舟

砂絵を見る人々

銭型砂絵「寛永通宝」

香川県観音寺市琴弾山の頂上から眺めた[砂絵]

COSMOS

川端に行き交う人なくただCosmos 雅人

花に蝶

花に蝶 我に優しき人もなく

9月27日花と花言葉・歌句

9月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)萩の家ここには女居りません 雅舟 9月27日 【花】ハギ(マメ科) 【花言葉】思い 清楚 【短歌】咲き初めしハギ叢を縫うしじみ蝶ひとつふたつのもの想いあり 鳥海昭子 秋の七草の代…

大伴家持の歌朗唱の会

因幡家持朗唱10首 大伴家持生誕1300年因幡の企画に賛同します 因幡にて家持の歌朗唱す万葉フェスティーバル成功祈る 本当は自分も参加したけれど家持の歌こちらで歌います 高岡が万葉全歌朗唱すそれにあやかる企画と推察 万葉で一番多く採られたる家持の…

どの花もどの人も好き蕩けるほど

どの花も どの人も好き 蕩けるほど

西讃の伝統文化「ちょうさ」太鼓台

秋季例大祭に奉納する太鼓台「ちょうさ」 香川県観音寺市柞田町 悲しみよとわになかれと祈る

閉じ込められた牛

も~(´;ω;`)ウゥゥと鳴くこのかなしみは何ならむ 雅舟 特急疾駆の讃岐野に生きて 雅子

人亡き跡のOceanブルー

人思ひ草とかナンバンギセルかな

目くるめく赤に惑溺

目くるめく 赤に惑溺 殿様は 雅舟