2023-01-01から1年間の記事一覧

「三樂」とは

各地区の老人会の名に「三楽会」と称するのをよく聞く。その由来は次の原文『孟子』に拠る。孟子曰、君子有三樂=君子に三楽有り。①父母俱存,兄弟無故,一樂也=父母倶に存し、兄弟故無きは、一の楽しみなり。(家族健在) ②仰不愧於天,俯不怍於人,二樂也=…

師走の月(芭蕉・一茶)2句

月白き 師走は子路が 寝覚め哉 芭蕉 (子路=清廉・強直な芭蕉の弟子) けろけろと 師走月夜の 榎かな 一茶 (けろけろと=あっけらかんと)

午後四時半~五時の半月

霜月十日の半月は東天に白く冴えざえと 浮かんでいます (四時半) 三十分後 (ここは四国瀬戸内沿岸) わずかな変容 五時になると 月は 卵のように まんまろく 輝きを帯びてきました。

芭蕉・蕪村・一茶の辞世

いつのまに置かれてあるや雪霰 雅子 辞世はいかにもその人らしい あなたもぜひ一句を遺しておいてください

同時代人 大平正芳と河田誠一

【大平正芳】 明治43年3月12日生まれ 香川県三豊郡和田村長谷 大正12年4月 香川県立三豊中学校入学 東京商大卒業 第68代69内閣代内閣総理大臣歴任 昭和55年6月2日逝去 享年70歳 墓所は東京多磨霊園と郷里豊浜町墓地公園と両方にある。 【河田誠一】 明治44年…

五段階評価

悪口(-2) ため息(-1) 沈黙(0) 今度からそうするね(+1 ) 大丈夫(+2)

今、讃岐の冬雲

け ふ 冬 至 明 日 か ら 春 に 向 か ふ と は 信 じ ら れ ね ど 望 み 湧 き く る き り り と も み こ む よ う な 冬 雲 の 立ち 現 れ て は 飛 び 去 っ て ゆ く

12月22日誕生日の花と花言葉歌句

12月22日 誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句) 誰彼もなく祝福すポインセチア 雅舟 【花】 ポンンセチア 【花言葉】 博愛 祝福 【短歌】ポインセチアの赤より赤い服を着て花屋の少女の笑顔よろしき 花屋で忙しそうに立ち働く少女のよ…

12月22日誕生日の花と花言葉歌句

12月22日 誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句) 誰彼もなく祝福すポインセチア 雅舟 【花】 ポンンセチア 【花言葉】 博愛 祝福 【短歌】ポインセチアの赤より赤い服を着て花屋の少女の笑顔よろしき 花屋で忙しそうに立ち働く少女のよ…

12月22日誕生日の花と花言葉歌句

12月22日 誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句) 誰彼もなく祝福すポインセチア 雅舟 【花】 ポンンセチア 【花言葉】 博愛 祝福 【短歌】ポインセチアの赤より赤い服を着て花屋の少女の笑顔よろしき 花屋で忙しそうに立ち働く少女のよ…

森のふくろう(2)「何急ぎ」巻

1 何急ぎ師走の烏人も亦 雅澄 2 明日のことは柚子湯に漬かり 雅博 3 初時雨上がればいずこへ旅ゆかん 澄 4 今は散らつく白河の関 博 5 夜舟で渡って知らぬの噓がばれ 澄 6 正直頭イワシの頭 博 7 勝ってくるとは勇ましく出たけれど 澄 8 国破れてもハマス滅…

項垂れて

ゆくべき日ゆくべき時間忘失し健忘症を嘆く歳末

風花舞う年の暮れ

風花や出歩くことをためらわす

高村光太郎 ~冬が来た~

冬が来た 高村光太郎 詩集『道程』より きっぱりと冬が来た八ツ手の白い花も消え公孫樹の木も箒になった きりきりともみ込むような冬が来た人にいやがられる冬草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た 冬よ僕に来い、僕に来い僕は冬の力、冬は僕の餌食だ し…

群青と紺青

①小学館『新選国語辞典』によると 群青=あざやかな青色。 紺青=うつくしくあざやかな、あい色。 ②集英社『国語辞典』によると 群青=濃青色の絵の具。また、その色。▽天然の岩絵の具で、東洋画の材料。 紺青=《文章》鮮やかな明るい藍色。 ③三省堂『大辞…

12月21日誕生日の花と花言葉歌句

12月21日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 重厚に裸身を曝す欅かな 雅舟 【花】ケヤキ(ニレ科) 【花言葉】重厚【短歌】村を守る藁の大蛇をからませて天にそびゆる欅の大樹 ふるさとの村の入口にケヤキの大樹がそびえ立っていま…

潮風と共に走る10首歌

瀬戸内の潮風受けてひた走る電動自転車軽やかにして 現を抜かし生きて来た人の世これからも続くその可笑しさよ 我に固執することのない人生よ潮風に身をゆだねて走る 金銭は触ったことないおめでたさやっと露命はつないで生きて 只走る海岸通りひた走る特別…

「わざ=業・技」

【業】Work Act 何らかの意図に基づく「所業の全体」 業=わざ 仕業(しわざ) 人間業(にんげんわざ) 神業(かみわざ) 古くは、仏事・法要 【技】Technic Skill ある物事を行うために必要な「個々の技術・技能」 技=わざ 仕掛ける攻撃の型 技を磨く 技をかける…

荒れる瀨戸内 渚をいとしむ

~温かい家に籠りて人は来ず~瀨戸 燧灘 豊浜 汀~ ~観光化されない自然海岸を~昔日の如く故里として~ ~遠浅の砂浜長く花稲と~姫浜 和田浜ここぞ【ふるさと】~ ~日の本の讃岐の西端最果ての~自然海岸【渚・汀】ぞここなり~

桃李もの言わざれども(成蹊)

自ずから径をなすとは言われても自慢するほど人は来たらず 漸くに指折り数える子らありて死なば弔いしてくれるかも 甘えてはいけない彼ら彼女らに家族しがらみありて余所人 独り生れ独り世を去るならいにて後追い心中一件もなし 鳥たちの虫たちの死骸見るこ…

一夜庵の茅葺屋根、葺き替え中

ふかふかのふかし芋

この秋、ご夫婦で育てて頂いたさつま芋。ふかし芋のふかふかです。どうかお召し上がりください。やわらかでとてもおいしいですよ。

自筆自在

出しゃばることはない

蔭ながら見てくれている阿弥陀佛あり自ら為せることを為すのみ「他力本願」親鸞上人

12月20日誕生日の花と花言葉歌句

12月20日誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句)復活は父母にありたきアロエ哉 雅舟 【花】 アロエ(ユリ科) 【花言葉】 復活【短歌】草のいのちアロエの力医者いらず母は呪文の如くに言いき アロエは昔から「医者いらず」と呼ばれ、さま…

あなたは楸の葉柄(今宵秘かに捧げる讃歌)

ぬばたまの夜のふけゆけば 久木(楸)生ふる清き河原に 千鳥しば鳴く (万葉集) この歌に詠まれた「久木」とは この黄葉した植物という説もある 誰も万葉植物と注目する人はいない それでも万葉愛好者剣持雅澄は関わっている 土佐の万葉学者鹿持雅澄から名をも…

心をこめて語りかけたい

一つひとつ言ってもしようがない まとめて言ってもしようがない だからといって 言うのを止めたのでは話にならない 聞き手がどう思うか気にもしながら自分の良心に恥じない言葉で 心をこめて語りかけたい まずはこちらからあいさつを 返ってこなければあきら…

Cloverシロツメグサ

四葉のクローバー(シロツメグサ)は色あせても若き心は今も色褪せることはない