2023-01-01から1年間の記事一覧

年は明けなくていい

年明けを 待つ必要は ありませぬ 高瀬二宮 祝意 満ち満つ 儲け また 勝ち負け 優劣 無関係 和合調和の 気配あふるる 歳末に飛び込んできた朗報は 千載一遇 千首の一首 和菓子店 オープンをして五十年 古稀の夫婦の 心若やぐ 自らが入選したかに喜ぶは高瀬三…

出会いが楽し(夕方男&女)

「ちょっと待て」呼び止められて与えたる手紙は届けられなかったもの 郵便物明日は隣町に届くはず最近翌々日になるとは もう知らない我は郵便夫とならん「隣町には明日届けます」 もう知らないすぐ届かないお手紙は「自分自身で配達します」 東京へは土日挟…

宮中歌会入選憶測歌

讃岐富士麓に夫と和菓子屋をオープンしてより五十年経つ 和菓子屋を夫と始めて五十年和合の風のさやぐ讃岐野 讃岐野の風さやぐ道和菓子屋を夫と始めて半世紀経つ 新年歌会始の歌は【未公表】です。どんな歌なのか地元で待っています。

「朝海」石井朝太郎同一歌碑 5基 

石井朝太郎「宮中歌会」入選歌碑 大正~昭和の三豊女学校校長 同一歌碑 香川県内に同一歌が5基建立されている。 出身地 三豊市高瀬町 ●昭和9年の勅題 「朝海」 動くとも見えぬ白帆の連りて朝静かなり瀬戸の内海 石井朝太郎歌碑所在地(琴弾山頂・観一校庭)(…

12月26日誕生日の花と花言葉歌句

12月26日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)告白の相手なけれど冬ベゴニヤ 雅舟 【花】 フユベゴニア(シュウカイドウ科) 【花言葉】 愛の告白【短歌】ひめやかな片想いなどありましてフユベゴニアを育てています 冬に開花するベゴ…

高校生の歌会始入選歌

今も忘れることのない名歌と思う。この心のすがすがしく、いとしいこと💛 数十年前、歌会始の入選歌に女子高校生が白羽の矢を射止めた。

歌会始の入選予告

鴨の名句 10句

海くれて鴨の声ほのかに白し 松尾芭蕉 浮く鴨に志賀のさざなみ細かなり 山口誓子 野明りやあちらこちらへ鴨渡る 中村草田男 はぐれ鴨夜半を鳴くなり雨の中 水原秋櫻子 鴨が群れゐたり港の近づきて 右城暮石 鴨撃ちに空の鴨道月出でぬ 高野素十 土器や鴨まつ…

千里の馬は常にあれども

世有伯楽、然後有千里馬。千里馬常有、而伯楽不常有 (韓愈『雑説) 世に伯楽有りて、然る後千里の馬有り。千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず。(有能な人材は、いつの世にもいるが、これを用いて十分に腕を発揮させるだけの優れた眼力を持つ為政者は…

万葉歌絵

万葉の歌すべてを手書き色紙化せし二昔前思い出しつつ 雅澄

アレ・コレも ヨシ・アシも 言わず ひたすらに

あれこれも 葦(ヨシアシ)も言わず ひたすらに 自分のつとめ(勤務努)ひたすら果たす 本来の名はアシ。ところが「悪(ア)し」に通ずることから「ヨシ」とも言う。

12月25日誕生日の花と花言葉歌句

12月25日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)クリスマスローズに追憶浄化され 雅舟 【花】 クリスマスローズ(キンポウゲ科) 【花言葉】 追憶【短歌】 思い出は少しさみしく さはあれど今日の窓辺のクリスマスローズ 少し感傷的に思…

「雅」用法10項

「雅」みやび=都人(ミヤコヒト)風=宮廷風⇔俗風(田舎風) 「雅歌」儀礼にかない高尚で格調高い歌に属する 「雅楽」古くは平安宮廷の音楽にして格調がある 「雅号」本名以外の別名で本人の意思で付けられるもの 「雅趣」風趣ゆかしきものとして上品みやびな趣き 「雅語」「雅言」…

今日の日よ、さようなら

夕景⋯起承転結

晴れ渡る京都の空にのびのびと若者若芽伸びてゆくなり

晴れ晴れと都大路を快走す若者たちの力強さよ 抜けるような青空の下若きらの生き生き命迸るなり 駅伝というClassicな詞なれどFresh若者命は燃ゆる 大会新記録チーム全員力合わせ五十年目の快挙祝福 年の暮れ都大路の応援に行きたる昔思ひ出づる日

冬木の実

亭主の好む赤烏帽子 赤い鳥も追っつかない

三豊干拓池に棲むカルガモ

人目につかぬ死角には多くの野鳥の棲む干拓池

12月24日誕生日の花と花言葉歌句

12月24日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)仙人掌や聖夜は美景の直中に 雅舟 【花】シャコバサボテン 【花言葉】美しい眺め【短歌】 蕾そろうシャコバサボテンの鉢を置く聖夜にありて想う人あり クリスマスイブは特別な雰囲気を…

ユリカモメの生態(親⇔疎)

向かい合うのは敵対関係、背中合わせ(←→)は仲の良い者同士(味方) 向かい合う(→←)のはライバル(敵)のようですね。

「清貧に生きる」信念10首歌

搾取する身の上知らず当たり前のことにして過ごした階層ありき 歳末は年貢の俵地主へと運んだことを忘れざるべし 一反に二俵は地主に取られるを分かっていても惜しみつつ運ぶ 親子孫代々年貢払いたる後にその土地買わされた恨み 今もなお年貢の俵積み込んだ…

一夜庵屋根の葺き替え作業中

寒くても休日中でも一夜庵の屋根の葺き替え作業中

只今、12月23日午後5時38分=旧霜月11月11日の月

凛冽に澄む月仰ぐと告げやれば直ちに反応する人あるや

芭蕉「菊」の句に寄せて

松尾芭蕉×剣持雅舟『芭蕉との対話』より短連歌 菊鶏頭切り尽しけり御命講 しきびあげたれば済ませるお会式 菊に出でて奈良と難波は宵月夜 会ふ人毎にかすかなる笑み 菊の香にくらがり登る節句かな はじかみ入れて菊酒を飲む 菊の香や奈良には古き仏たち 据ゑ…

香川県三観地区★小中高の校訓4選

①三豊市立上高瀬小学校(准校訓碑) 弗為胡成 =為さ弗(ず)んば胡(なん)ぞ成らん 昭和56年建立 自分がしようとしなければ、どうして成し遂げられようか。原文『書経』 ②観音寺市立大野原中学校(校訓碑) ※1 和・介・健 (なごやか・ひとりだち・すこやか) 平成3…

歳末の花に思ひ入れ

寒菊 冬菊 残花となりて年を越す 何の不思議もなき 菊の花 「枇杷の花咲く年の暮れ」と詠はれしははそはの母思ひ出づる日 夏秋に次いで冬まで年を越す葉鶏頭とは何たる愛執

今、狭庭の彩り

12月23日誕生日の花と花言葉歌句

12月23日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 柚子の花実となり湯船の主となる 雅舟 【花】ユズ(ミカン科) 【花言葉】健康美 【短歌】さわやかな香り立ちたるユズの湯に幼き子らの湯を飛ばしいき 冬至の前後にゆず湯に入る習慣が、…

故旧忘れ得べき10首歌

わが娘に奥の細道あかねと名付けし友も早く逝きたり 蕉門の孫弟子小西帯河なる末裔の君黙して逝きぬ 新興宗教折伏に来たる友も亦いつか鬼籍に入ってゐたり 心から心酔してくれしその友も還暦待たず逝きたるあはれ 竹馬の友小豆島まで会ひに来てくれし六十年…

芭蕉の名言10項

句調はずんば舌頭に千転せよ。 物の見えたる光、いまだ心に消えざる中にいひとむべし。 発句はただ金を打ち延べたる様に作すべし。 発句は取り合はせ物と知るべし。 心の作はよし。詞の作は好むべからず。 心に風雅あるもの、ひとたび口にいでずといふ事なし…