2018-01-01から1年間の記事一覧
戦後なほ武器を捨てずに戦って征きし若者ここに眠れる 雅子
新年号知らず師走に散りゆくのみ 枯葉
サイネリアの雅 ガーベラの艶 バラの炎
雨の中立ちおはします平和観音
医者いらず 庭一杯も アロエ要らず
永遠の名曲時じく口ずさむ
(服部)土芳と出会ふ二十年目に
年の瀬や赤い実あれば事足りぬ 古義軒
分別の底叩きけり年の暮 芭蕉
12月20日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)荒蕪地のアロエに母を恋ふ日かな 雅舟 【花】アロエ(ユリ科) 【花言葉】復活 【短歌】草のいのちアロエの力医者いらず母は呪文の如くに言いき 鳥海昭子 アロエは昔から「医者いら…
いつか散るその日雅(みやび)の心持ち 雅子+雅人
~鷗の百合子~ 人々に反目されて生きて来て今日は初めて君【百合鷗】に出逢へり
人になつき愛される都鳥
我が命母の胎内に宿りたる時同じうす昭和11年10月誕生
澪標海鳥止まらせ冬の海 雅舟
人間家業さらりと止めて何ものにも束縛されぬ鳥でありたい さて頭上を見ると群雀あり されど このような没個性の鳥にはなりたくない 雀よお前も鳥のうちか カモメのように悠然と飛べぬか
予讃線特急普通どの電車も地味ですゆっくり走っています 高松からの距離
柿金柑実の成るものは嬉しい木 公孫樹も銀杏成らしているか
冬の使者ユリカモメ「お帰りなさい」と呼びかけパン屑でねぎらう
つぶらなる瞳の君に再会す これで平静心を保てる 平成末年師走 近づけば逃げる鴨とは大違い 人間も又鷗のごとくあれ
校門の花が番する小学校
逃げる鴨呼び戻す術なきものか 人を警戒する性憑きて
園外のシマトネリコの花枯れても 園児のピースに救はれにけり 古義軒
再びは蘇るなき松枯れの樹下にしばしを佇みゐたり 雅子
琴弾の山ふとろの冬楓 古義軒
日溜まりの紅葉の木々は師走来てなほも花影残しをり 古義軒
神からの贈りものなる落ち葉かな 枯葉