真宗の言

信じるより目覚めよ

「永遠の今」を生きれば没年なし

「永遠の今」を生きれば逝去刻まず

親鸞和讃

南無阿弥陀仏

浄土真宗(西本願寺)

墓碑正面は何を刻む?

もちろん、浄土真宗。

今日は親鸞聖人降誕会

本日は 親鸞聖人の降誕会です。

見知らぬ人との出逢いを楽しみに

毎逢佳節倍思親

吾唯足るを知る

波にさらわれて

この静かなる波を見ていると人間のさかしらがいとわしい

本日、報恩講法要(四州区・本願寺派)

浄土真宗 観海山 善正寺 観音寺市 本願寺 真照山塩屋別院 丸亀市

平和の鐘平和の花の聖地かな

真言・真宗、どちらでもいい。

自力本願 他力本願 真言と真宗との違い どちらでもいい 無宗派の我

四苦八苦を越えて念仏に救われる親鸞

四国霊場69番観音寺

温暖な遍路の季節となりにけり 一山二霊場

岡山からのお遍路さん

クリスタルバス遍路です 岡山より 香川県観音寺市 四国霊場68番神恵院・69番観音寺 一山二霊場 讃岐への遍路はここまで日帰りです。

聖観世音様に見守られて

聖観世音に見守られて、信仰篤き者に祝福あれ 四国八十八ヵ所札所第81番弥谷寺にて(平成23年晦日) 光明真言百万遍念誦などお聞きしました。四国では、遍路道 や村や町の辻によく見かけます。 蔭ながら数限りなく念誦することにおいて「お蔭様で」今年も無事…

自力ではなく、他力で

五木寛之 新聞連載「親鸞ー激動篇」292~293 自力では さとれぬものと さとりたり 他力にすがる ほかにみちなし 稲田九郎は、自分で歌を作って親鸞に 歌って聞いてもらった。 専修念仏、すなわち念仏一筋に帰することは、旧来の信心や風習に 背を向けること…

新聞連載中の「親鸞」

五木寛之の新聞連載小説「親鸞」は、本日〈激動篇〉291回になっている。 専修念仏の教えが人びとの心をとらえていた。一方、修験の道を説く在来の宗教に危機感をもたらしていた。このままでは修験の道はすたれると弁円は〈親鸞を殺す〉ことを自分の使命に感…

数字で読み解く仏教

『冥途の旅はなぜ四十九日なのか』柳谷 晃 釈迦の説く仏教文化の中に、数学的要素が盛り込まれていることを広範囲に検討を加えていく。極楽浄土までの距離「西方十万億仏土」、五重塔・仏像が教える計算し尽くされた構造、除夜の鐘を百八回撞かねばならない…

死の彼方へ

『最勝王』服部真澄 あの空海を解きほぐし、「読み物」意識で書かれたサスペンス的時代小説である。 若い空海が、「秘密宗」を知ることになったいきさつや、伊予親王やその兄弟たちが巻き込まれる王権を巡る陰謀など、奈良から平安にかけての仏教や政治など…

阿留辺幾夜宇和

『明恵』寺林峻 この小説は明恵上人の一代記である。明恵は鎌倉前期の華厳宗の僧。厳密に言えば僧籍にはなく、上人(聖)であった。紀州有田の生まれである。 この小説では幼名を薬師丸、京都の神護寺「明恵坊」で文覚の教えも受け修業を積む。 「早十三歳に…

仏陀の足跡

『21世紀 仏教への旅 インド編上』五木寛之 ブッダはダイナミックな歩く人、旅する人。生涯の大半を精力的に人々に語り続けた伝道者。インド仏教の資源の姿。インドではなぜ仏教は滅んだのか。ヒンドゥーの国。さまざまな不思議発見のレポート。 ブッダが…

終わりなき旅

『21世紀 仏教への旅 インド編下』五木寛之 一冊の文庫本を携えて、なおも旅を続けている。中村元訳「ブッダ最後の旅ー大パリニッパーナ経」(岩波文庫)である。 さあ、修行僧たちよ。お前たちに告げよう、「もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠るこ…

「悲」の回復

『大河の一滴』五木寛之 文豪漱石の最後に到達した人生観は「則天去私」であった。平成の国民作家、人生の求道者・五木寛之は、「人はみな大河の一滴」であるという。この名文句が彼の人生観を象徴している。これが本書のタイトルになり、人口に膾炙されると…

深き淵より

『蓮如』五木寛之 父は本願寺第7世・存知、蓮如はその庶子。本戯曲は蓮如39歳から始まり、本願寺8代目法主になり、波瀾に富んだ中年を経て56歳の春までが描かれている。生涯に4人の妻と死別し、5人の妻を娶る。子は男13人、女14人生まれても早世…