2023-09-29から1日間の記事一覧

栗田勇著『一休 その破戒と風狂』

とんち小僧「一休さん」と半俗の禅僧「一休」その謎と矛盾に満ちた生涯の実像に迫る大作(480頁) 著者の言葉⋯一休の「狂」は、あらゆる限定を突き破って、天空の極を生きることであった。

名月の名句10句

名月や池をめぐりて夜もすがら 芭蕉 名月や畳の上に松の影 其角 盗人の首領歌よむけふの月 蕪村 名月をとつてくれろと泣く子かな 一茶 名月や故郷遠き影法師 漱石 月幾世照らせし̪鴟尾に今日の月 秋桜子 十五夜の雲の遊びてかぎりなし 夜半 満月の冴えてみち…

『彼岸過迄』

『彼岸過迄』は、夏目漱石の長編小説。明治45年作。天真爛漫な従妹との恋愛を描く。短編を集めて一つの長編を構成するという手法が具現化されている。『行人』『こゝろ』と続く、後期三部作の第一作である。 朝ドラ「らんまん」は本日幕引き。

森川義信詩碑「勾配」+「青き蜜柑」

歌曲「青き蜜柑」の詩もある。 『森川義信詩集』に載せられた森川義信の代表詩(作曲され香川県国民文化祭開会式に合唱される) [森川義信略歴]大正七年十月十一日 香川県三豊郡栗井村本庄二二五四にて出生昭和五年香川県立三豊中学入学 昭和十二年 同校卒昭和…

9月29日誕生日の花と花言葉歌句

9月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)月下美人もう一度だけ会いたいな 雅舟 【花】ゲッカビジン(サボテン科) 【花言葉】ただ一度だけ会いたくて 【短歌】いまか咲く今か動くと待つ声に月下美人は囲まれて咲く 鳥海昭子 …