【余】の成句(10首歌)

気を遣う【他所の米の飯より内の粥】の方が気楽でいい

誤って【他所の喧嘩を内でする】相手や場所を考えないで

羨むと【他所の花はよく見える】〔隣の花は赤い〕とも

疎かに【他所にする】〔袖にする〕とは捨てられること

折角の親しい付き合い【他所になる】他人行儀の別れの始まり

普段着と別にしている【余所行き】の着物を出して明日花祭り

成し遂げた【余勢を駆る】ため思わぬ羽目に陥りたり

息が切れそうでかろうじて【余喘を保つ】息ほそぼそと

闊歩して【余裕綽々】街を行く彼の人見れば疎外感あり

短詩型余情文学短歌俳句【余韻嫋嫋】言霊の国