【嬌笑】が料亭二階から漏れてくる風景はなしコロナ禍の今
なにげなく目を交わし合った我が君の思わず【微笑】こぼれる嬉しさ
【苦笑】してその場つくろうことのある人生の襞それもよしとす
【微苦笑】は初めて久米正雄が使ったという実例がまだ見当たらず
一心に勉強をする傍らで【冷笑】された過去の一コマ
教室の【爆笑】の意味分からずに気持ちの揺れしあの日あの時
立候補したいと言ったそれだけで【嘲笑】されした苦き過去あり
【憫笑】をされるくらいなら死んだ方がまし人に憐み受けたくはなし
腐されても【破顔一笑】太っ腹 人生まともに生きるに足らず
ファウストの台詞に抗い【呵々大笑】人生深刻に生きるに足らずと