良寛「もみぢ」の名句

 
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良寛は詩歌人だが、辞世はこの俳句。谷木因「裏ちりつ表を散つ紅葉哉」をならっているとはいえ、本句は良寛のこの句には及ぶまい。変容する自然の営みの「なにげなさ」か見事に形象化されていて、古今の人の心に沁み入る名句中の名句。
 ここには、我が拙劣な筆で句のこころをしたためてみた。