万葉集の馬酔木

f:id:gashuu:20210403133033j:plain

f:id:gashuu:20210403133054j:plain

f:id:gashuu:20210403133114j:plain万葉集』に詠まれた馬酔木の歌10 首

 

0166: 磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど見すべき君が在りと言はなくに

 

1128: 馬酔木なす栄えし君が掘りし井の石井の水は飲めど飽かぬかも

 

1428: おし照る難波を過ぎてうちなびく草香の山を.......(長歌)

 

1868: かはづ鳴く吉野の川の滝の上の馬酔木の花ぞはしに置くなゆめ

 

1903: 我が背子に我が恋ふらくは奥山の馬酔木の花の今盛りなり

 

1926: 春山の馬酔木の花の悪しからぬ君にはしゑや寄そるともよし

 

3222: 三諸は人の守る山本辺は馬酔木咲く末辺は椿花咲くうらぐはし山ぞ泣く子守る山

 

4511: をしの住む君がこの山斎今日見れば馬酔木の花も咲きにけるかも

 

4512: 池水に影さへ見えて咲きにほふ馬酔木の花を袖に扱入れな

 

4513: 礒影の見ゆる池水照るまでに咲ける馬酔木の散らまく惜しも