🦢小白鳥

 白鳥Swanハクチョウ・しろとり・シラトリ

白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ  牧水

分布・越冬
ユーラシア大陸北部のツンドラ地帯で繁殖し、冬期にはイギリス南部、オランダ、デンマークなど)、カスピ海周辺から同緯度の日本など温帯へ渡る。日本では冬鳥で、ロシアのツンドラ地帯から北海道を経由し、本州の宮城県以南から中国地方あたりまで飛来。ツンドラ地帯からの渡りであるため、オオハクチョウより、越冬飛行距離が長くなる。
コハクチョウの主な形態
大きさ・体重ともに雌は雄より小さい。
  • 成鳥:全長:120~140cm程
  • 成鳥:翼開長:180~220cm程
  • 成長体重:5~11kg程
コハクチョウの補足事項
  • 鳴き声:コォーなどと鳴くがオオハクチョウより低い。
  • 飛行の離陸:体重が重いため離陸時に水面助走が必要。
  • 渡りの飛行の距離:4000km程度。