一夜庵10句

庵茅葺き替えの事もなく

枳や一期一会の一夜庵

侘びの径裏道枯葉踏みしめて

フェンスには短冊増えて年の暮れ

裏白の風に舞う日や年の暮れ

宗鑑の苦虫顔や歳暮るる

宗鑑の幻庵や五百年

俳祖とは伝説の域師走風

一夜庵並びの岡の琴弾山

芭蕉の句碑建てて琴弾にぎにぎし