日本語と漢字
中国語体験学習の始まり 本日令和元年 5月16日
令と和の語構成 「平成」が「平和に成る」ほどの意味として使っていて、異存はなかったように思う。それに対して「令和」はどうか。 「令」の意外性、突然変異。まずもって「命令」「指令」の冷たさが先立ち、少し遅れて「令嬢」「令息」は後から「いい意味…
「令」 音=レイ 訓=よい(善・好・佳⋯) 常用漢字音訓表には音だけで、訓はない。
「令」と「命」よく似ていることの嬉しさよ 古義軒
无 (中国汉字) スイ 无(無) スイ 雖无塾(すいむ塾)大野原なる書道塾ありたることを知る人少なし
新元号「令和」考案者とされる中西進先生 平成25年11月25日、香川県立観音寺第一無高等学校において 「万葉青春塾」の一環として、「人麻呂の沙弥島の歌」と題する講義 があった。11月3日には文化勲章を受章された先生がよく来てくれた ものだと畏れ多い気…
言わずと知れる諺三句
人生の目標〖恕〗 知者⋯⋯水・動・楽 仁者⋯⋯山・静・壽
簡体字皮肉る10首 你好はあなた元気と日常のいつでも使える便利な言葉 コンビニは便利店とて意訳するそれは結構いただける用語 嘴は口のこととは摩訶不思議鳥でもないのにクチバシと書く 自行車は自転車のことどちらでも納得できるバイシクルかな 電車は火車…
松の木の下に卵殻落ちてをり 鷺は樹上で雛孵すらし
最近は額紫陽花も色々となったものだと立ち尽くすかな
【〔ら抜きことば〕 錦織「決勝まで来れて、すごいよかったです」 「来(ら)れて、すごくよかったでかね」とスーパー文字が入る。 若者言葉として、日本語本来の言葉遣いとしては正式にみとめられていない。 「すごい」は本来連体修飾語。「すごく」と連用…
おかしな姓名 10首 氏性に 川口・川尻、野口・野尻、口と尻とは一連のもの 「目」は「さっか」という位、「舌」は「ぜつ」しゃべる鬼とかなんとか由来 「脇」は「湧く」が由来か当て字「脇田」は山の上の方にあるとか 「靨」とは「えくぼ」と読みます「笑窪…
北国より帰って来たるユリカモメ 観音寺市財田川河口 パン屑を最も好む百合鷗
1350ページ
看護師に個性が必要か、准看学生に単作文を書かせる。 ヒントはここにある。
小学校の時、間違えて覚えた漢字は、一生間違えたまま使うものだ。 目立つ、大きな間違いならば、誰かに指摘されるだろうが、軽微な場合、 見逃され、死ぬまでそのまま使われる。恥ずかしながら、その二三の例を 示しておこう。 「倦怠」の「倦」は常用漢字…
『成り立ちで知る漢字のおもしろ世界』伊東 信夫 漢字のもともとの姿を知るには、白川静博士の『字統』『字通』に拠るのがいいだろう。「白川文字学」と言われる漢字の成り立ちの学問的説明である。 たとえば「名」の字の説明は、多くの辞書に、次のように書…
『悪文』中村明 名文を書こうとは思わないが、悪文を書きたくない。消極的ではあっても、その方が分かり易いし「為になる」だろう。他の人はどうか分からないが、自分自身が陥り易いように思う、そのいくつかを本文から抜き出しておく。 (例1)内面的なも…
『片仮名語和改辞典』新井聡 外来語のカタカナ語は日本語(漢字)に置き換えにくい。それをこの辞典ではすべて置き換えている。これまで馴染んでいて、使われないだけのものもある。中国語表記にあるようなものもある。大多数は著者の創出・勘案したもののよ…