2011-09-15から1日間の記事一覧

短冊109

109 ・・し月は更る日・一夜庵 岩崎氏一鴎

短冊108

108 時雨えそ母心登らんひとは一夜庵 藤水亭東子

短冊107

107 十文字七文字鶯来啼一夜庵 松流

一生間違えて書いてきた漢字

小学校の時、間違えて覚えた漢字は、一生間違えたまま使うものだ。 目立つ、大きな間違いならば、誰かに指摘されるだろうが、軽微な場合、 見逃され、死ぬまでそのまま使われる。恥ずかしながら、その二三の例を 示しておこう。 「倦怠」の「倦」は常用漢字…

俳祖山崎宗鑑 400年忌に

俳諧の始祖・山崎宗鑑の400年祭は、昭和26年11月に観音寺市興昌寺【一夜庵】 で行われた。その記念碑の碑陰に当地の俳人、幽石・琴邨・山石の奉納句が刻まれている。 日本の俳祖・宗鑑終焉の地 【一夜庵】 ー香川県観音寺市八幡町ー 芭蕉は訪れていませんが…

碑陰

郷土の先人、享保14年(1729) 没 宇喜多勝康の辞世 きのふまで晴るの我身のしぐれきて かく消やすき露の世なるを 碑 陰 「碑陰」とは石碑の背面のことである。正面だけに書かれて、碑陰には何も書かれていないものもあるが、大抵の場合なんらかのいわれが補足…

萩の花は万葉の女王

『万葉集』4516首中、萩の花は142首に詠まれ、集中一番多い。 2125: 春日野の萩し散りなば朝東風の風にたぐひてここに散り来ね 2126: 秋萩は雁に逢はじと言へればか声を聞きては花に散りぬる 2127: 秋さらば妹に見せむと植ゑし萩露霜負ひて散りにけるかも 21…

9月15日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

9月15日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 借景のススキに活力もらひけり 雅舟 9月15日 【花】 ススキ(イネ科) 【花言葉】 活力 【短歌】 皓皓と月渡りゆくすすき原折々しろき波たたせつつ 鳥海昭子 月明かりに映し出さ…