水の成句(10首歌)

【渇しても盗泉の水飲まず】とは〔虎は飢えても死肉食わず〕

交情の親密なること【魚の水を得たるが如し】水魚の交

君子の交際【淡きこと水のごとし】と小人の交際〔甘酒のごとし〕

世相に順応【蹌踉の水清まば以て我が纓を濯うべし】とや

清貧の求道精神【疏食を食らい水を飲む】中にまた楽しみがあり

当たりまえ【人の性の善なるは水の低きに就くが如し】と

【流るる水は腐らず】【淀む水には芥溜まる】川の流れに身を任せ

【火を避けて水に陥る】こともあり一難去ってまた一難

淀みなく自由なさまは豊かなる【知者は水を楽しむ】という

ともすると人は【我田引水】を知らず知らずに侵しているかも

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