【渇しても盗泉の水飲まず】とは〔虎は飢えても死肉食わず〕
交情の親密なること【魚の水を得たるが如し】水魚の交
君子の交際【淡きこと水のごとし】と小人の交際〔甘酒のごとし〕
世相に順応【蹌踉の水清まば以て我が纓を濯うべし】とや
清貧の求道精神【疏食を食らい水を飲む】中にまた楽しみがあり
当たりまえ【人の性の善なるは水の低きに就くが如し】と
【流るる水は腐らず】【淀む水には芥溜まる】川の流れに身を任せ
【火を避けて水に陥る】こともあり一難去ってまた一難
淀みなく自由なさまは豊かなる【知者は水を楽しむ】という
ともすると人は【我田引水】を知らず知らずに侵しているかも