春は動詞である。

春は【張る】草木の芽が〔張り〕出すからに春という季節となった

内から〔張り〕つめていくから春はやはり〔張り〕切る心持ちなのだ

〔張り〕合いがある日常を過ごしたい何もなくても〔張り〕つめた心で

「青年の主張」はあれど「老年の主張」は老いの繰り言と疎まれるか

「肩肘張る」ことは感心できないことあっさりすっと引っ込めるべき

意地を〔張る〕ともなるとこれはまた行き過ぎなのかもしれない

英語でSpringと称すのも又〔とびはねる〕ということで日英一致