南海道讃岐柞田駅跡

   日枝神社【山桃宮前の柞田駅跡】 

 古代南海道讃岐の国には、引田、三渓など六駅がありました。一番西の駅が「柞田駅」で、その名残りはありませんが、山王の日枝神社境内にわずかに標識が建てられています。本当はもっと東の高速道路に沿う所に当時の駅はあったと思われますが、伊予街道(国道11号線)に近いここ柞田町山王の日枝神社に案内標識があります。(観音寺市)

 令和の夏今、山桃二本が熟成、落果が一面に座を敷いた感じであります。振り向く人もない旧村の鎮守の森ですが、御多分に漏れず樹木は刈り込まれ松枯れなどで、神の住まない神社となり果てて、残念なことです。

山桃の 赫い絨毯 宿場駅          無関係ながら、芦原すなお作『山桃寺まえみち』がある。